出版社内容情報
豊富な事例をもとに、組織を劣化させるローパフォーマー(LP)問題の分析と対処法を紹介。
内容説明
成果が出ない人やる気が出ない人…=LP(ローパフォーマー)。職場を困らせるLPは7タイプ。その実態と再生法を、事例を交え解説。
目次
第1章 結局、LPとは何者なのか
第2章 なぜ、あの人は変わってしまったのか
第3章 問題解決へのアプローチ
第4章 再生例と成功要因
第5章 自分を劣化させないために
第6章 自社でLPを生まないための処方箋
著者等紹介
秋本暢哉[アキモトノブヤ]
日本マンパワーマネジメントコンサルタント。中小企業診断士、キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)。早稲田大学法学部卒業後、日本マンパワーに入社。上場企業を中心に500社以上で人事全般に関するコンサルティングセールスに従事。キャリア開発研修等の企画課長を経て、研修企画部部長に就任。現在は、キャリア開発支援施策の設計、研修プログラム開発等、企業の人事・キャリア開発支援に関する総合的なコンサルティングを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シン
6
7つのパターンのLPを、 キャリアコンサルなどでHPにという内容。 読み易くわかりやすい。 当たり前のことを当たり前にという感じ。 またそれで対応できない可能性が高いから、 LPなんだ感もあったり。2017/06/30
kiki
5
能力面:報連相などの基本。環境面:期待感を与える。意識面:チャレンジ、達成感を与える。この3点を重視。上司は可能性を信じ続け、部下の意識を変える。自己課題がはっきり見えるまで指導を続け、いくつかの困難な仕事を達成させると前向きな心が芽生えるので、自己納得して改革の決意が生まれる。再生のサイクルは、本人に再生に向けた意思を持たせ、適した職務・役割を与え、経験学習してアクションプランを設定し、間違えても軌道修正させる機会をトコトン与える。そして、周りからの評判を挙げるように仕組む。mustよりcanを増やす。2017/03/05
spike
2
ローパフォーマー(とレッテルを貼られる人)にもいろいろなタイプがあるが、こういう人たちを「再生」しなければ日本の各企業の未来はないし、その大部分はミドルマネジメントの仕事、ということがよくわかる。自分は今まで何もわかっていなかったんだ、と反省しきり。2017/12/18
Paddle With Me
1
その昔、事業譲渡で社内失業してロー側にいた経験あるので、どんな対応されちゃうのか興味があって読んでみたものの、内容は参考にならないわけではないけども・・・、といった感じ。結局、適材適所を徹底しましょう、研修しましょう、上司と自分だけではなくきちんと各人のキャリアプランをケアできる体制にしましょう、なんだけれども、いまどきの会社にできの悪い社員を更生できる人事のプロっているのだろうか・・・と。「非常に難しい課題なので、専門家を外注して下さい」的に読めてしまっていまひとつでした。2016/08/11
akanishi
0
そんな人はたしかにいるなあ、とも思いつつも、自分自身のこととしてとらえて、緊張しながら読んだ。日々アンテナと修練を心がけたい。2017/10/15