出版社内容情報
顧客は誰も売られたくない! 根性で売る時代は終わった。営業こそ戦略思考が求められる。多くの企業で販売戦略を練った著者が優秀な営業に共通する頭の使い方を交え紹介。ポイントは「知る」「超える」「動く」。
内容説明
無理なく結果を出している会社や人は、どうやって顧客を「選び」、アプローチしていくのか。MBAのマーケティングを活かして、「営業力」を上げるための思考法を紹介!
目次
プロローグ 買ってほしいなら、売り込んではいけない
第1章 ほとんどの顧客は、あなたの商品を必要としない
第2章 ノンアルコールビールを飲んでいるのは誰?
第3章 売り込まずに顧客を獲得する方法
第4章 アジを釣りたいなら海へ行け
第5章 「言われるまま」を捨て、「顧客目線」を持つ
著者等紹介
理央周[リオウメグル]
マーケティングアイズ株式会社代表取締役、関西学院大学経営戦略研究科准教授。1962年、名古屋市生まれ。静岡大学人文学部経済学科卒。大手製造業勤務などを経て、インディアナ大学経営大学院にてMBAを取得。アマゾンジャパン、マスターカードなどでマーケティング・マネージャーを務めた後、2010年より現職。マーケティングに特化したコンサルティング、研修、経営講座に携わる。2013年より、関西学院大学で教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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nobor0718
11
アマゾンやたばこ会社でマーケティング・マネジャーを務めてきた筆者が、営業力を向上させるための思考法を、①自社、他社、業界、顧客を「知る」こと、②顧客の期待値を「超える」プランを立てること、③プランを立てた上で、実際に「動く」こと、という3つの切り口で、様々なマーケティング理論や具体例を踏まえて説明しており、分かり易いです。一方的な売り込みは顧客にとって迷惑なだけなので、顧客をよく知り、顧客と継続的に接点をもって顧客の信頼を得て、顧客の期待値を超える価値を提供することを、地道に続けていくことが大事です。2017/03/25
Elle
0
商品に自分独自の価値をプラスする事。 売り込まないでも売れる方法を考える事。そのためにも顧客目線目線でいる事がやはり大事ですね。 売ろうとせずに、お客様の声に耳を傾ける事によって、お客様の必要とする所を知り取り込む。 はやり人はその人から買うんですよね。2016/02/21
みむら しんじ
0
著者の先生の勉強会に合わせて追い込み読了。「売ろうとするから売れない」とはわかっていてもなかなか営業スタイルは変えられないもの。本書の内容は今までの勉強で聞いてきたことの原則ではあるが、実例を通してイメージしやすいように読める。自分の営業スタイルを変えるにはいま一度自分を俯瞰して素直に学ばねば得るものは少ないと感じさせる一冊。情報と売り込みに溢れる現実に流されるのではなくて、いまこそ「価値観の整理」と「誰がお客様なのか」という根本こそ大事だと改めて認識した。2015/09/28
ひでき
0
最初の半分くらいまでかな〜2015/09/26