内容説明
昼食は毎日違う店へ。新商品は一度は試す。細かいことにこだわらない。日々のさりげない行動習慣が会社を活性化し、最高の利益をもたらす。経理のプロが語る「仕訳」や「決算書作成」の前に大事なこと!
目次
1 「経理は事務職」は遠い過去
2 日常の行動習慣が「デキる」をつくる
3 「デキる経理」の資質とモラル
4 「デキる経理」のコミュニケーション力
5 組織の規模・環境に応じた経理社員の仕事上のポイント
6 経理部門内での立場・役割と仕事の基本
7 経理以外の部署に何を中心に「経理」を伝えるか
8 「デキる経理」心得帳
著者等紹介
前田康二郎[マエダコウジロウ]
流創株式会社代表取締役。1973年、愛知県名古屋市生まれ。学習院大学経済学部経営学科を卒業後、数社の民間企業で経理・IPO業務を中心とした管理業務、また中国での駐在業務を経て独立。現在は「フリーランスの経理部長」として、経営コンサルティングや企業の経理社員などへの実務指導、サポート業務などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yutaro13
13
財務部門で働くようになって3年半。再読。日頃上司から言われているような当たり前のことが多く書いてあるが、それを当たり前にすることがけっこう難しかったりする。2020/05/31
アイスマン
10
現代は社員の入れ替わりの多い時代だから、「この人がいないと処理できない」という属人的な状態から、「手順どおりにやれば誰でも処理できる」という状態にシフトする事が会社のリスクを減らすのである。•••との部分が特に印象に残った。確かに。まずはデスク周りの整理を徹底したい。2017/01/29
CK
6
著者自身が述べているとおり、会社によって経理の仕事は全然違うので、参考になったのはトータルで5ページ分ぐらいでした。へなちょこヒラ経理部員の私には、ご立派なお話すぎました。2015/11/08
luther0801
6
オレも本書いてみようかなー。IPOさえ出来てればなー。2015/01/07
もとたけ
3
再読。経理部門の様々な立場での心構えと会社全体から経理としての心構えが丁寧に説明されている。具体的な習慣の紹介はほとんどなく、原理原則に則した働き方を改めて説明されていたため、イメージもつきやすく納得できる。様々な資料が集まり、他部門よりも多くを知ることができ、経営に近い立場にある部門であるからこそ謙虚に。そして正確に。2021/05/24