内容説明
ビジネスチャンスをつぶす「技術の神話」を退治し、イノベーションを実現するための戦略・組織運営・技術者の活かし方を解明する生きた技術経営論。
目次
プロローグ 技術の神話
第1部 MOTとはなにか(イノベーションを経営する;三つのレベルのMOTと現場の学習活動;研究開発で技術を育てる;日々の仕事の仕方で、技術が育つ;技術の筋のよさを見きわめる;技術の大きな流れを俯瞰する;テーマ選択はポートフォリオ思考で;コンセプト創造からすべてが始まる;製品開発は顧客との行ったり来たり;技術を利益に変えるビジネスモデル;新事業への初動を工夫する;最初のイノベーションのあとが勝負;技術外交に知的財産を使う)
第2部 技術者はどこで間違いやすいか(思い入れと思い込みを混同する;構想なき繁忙に陥る;技術の世界に引きこもる)
エピローグ 技術者が技術経営者に変身するとき
著者等紹介
伊丹敬之[イタミヒロユキ]
東京理科大学大学院イノベーション研究科教授。1969年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。72年カーネギーメロン大学経営大学院博士課程修了(PhD)。その後一橋大学商学部で教鞭をとり、85年教授。この間スタンフォード大学客員准教授等を務める
宮永博史[ミヤナガヒロシ]
東京理科大学大学院イノベーション研究科教授。1979年東京大学工学部電気工学科卒業、89年MIT大学院(EE&CS)修了。NTT電気通信研究所、AT&Tベル研究所スーパーバイザー、ルーセントテクノロジー社マーケティングディレクターを歴任。96年コンサルティング業界に転じ、SRIインターナショナルを経て、2000年デロイト・トーマツ・コンサルティング(現アビームコンサルティング)統括パートナーに就任。04年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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