なぜ、わかっていても実行できないのか―知識を行動に変えるマネジメント

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なぜ、わかっていても実行できないのか―知識を行動に変えるマネジメント

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532319236
  • NDC分類 336
  • Cコード C0034

内容説明

ビジネス書は世の中にあふれ、MBAホルダーも増えた。必要な知識を身につけ、何をすべきか社内のだれもが理解しているのに、まったく行動に現れない。この「知識と行動のギャップ」を埋めなければ、どれほど立派な経営理念を掲げても、会社は変われない。やるべきことを知っているだけでは不十分なのだ。組織行動論の世界的権威であるフェファーとサットンが、4年間にわたる調査から、このギャップが生まれる5つの原因を探る。そして、あらゆる組織が直面する「どうすれば行動を起こせるか」という課題に明快なガイドラインを示す。待望の名著、復刊!

目次

第1章 知識は、実行しなければ価値がない
第2章 原因1―問題を話し合っただけで仕事をした気になる
第3章 原因2―過去のやり方にこだわりつづける
第4章 原因3―部下を動かすために恐怖をあおる
第5章 原因4―重要でないことばかり評価している
第6章 原因5―業績を上げるために競争させる
第7章 知識と行動のギャップを乗り越えた企業
第8章 行動を起こすためのガイドライン
付録 知識と行動の調査

著者等紹介

フェファー,ジェフリー[フェファー,ジェフリー] [Pfeffer,Jeffrey]
スタンフォード大学ビジネススクール教授。専門は組織行動論。カーネギーメロン大学で理学士号と理学修士号を、スタンフォード大学で経営学博士号を取得。カリフォルニア大学バークレー校、ハーバード・ビジネススクールなどでも教鞭をとり、民間企業の取締役や学術誌の論説委員の経験も持つ

サットン,ロバート・I.[サットン,ロバートI.] [Sutton,Robert I.]
スタンフォード大学エンジニアリングスクール教授。専門は組織行動論。同大学の職業・技術・組織研究センターディレクター、テクノロジー・ベンチャー・プログラム研究所所長を兼務。ミシガン大学で組織心理学博士号を取得。カリフォルニア大学バークレー校で教鞭をとった経験も持つ。経営者向けセミナーや企業へのコンサルティングも精力的にこなす

長谷川喜一郎[ハセガワキイチロウ]
プラウドフットジャパン株式会社代表取締役社長。学習院大学政経学部卒。日立製作所などを経て、1989年にプラウドフット日本法人を設立。2000年にMBOにより英国本社から独立。2003年、再MBOを実行。2011年には株式会社イノテックジャパンを設立し、代表取締役社長を務める

菅田絢子[スガタアヤコ]
国際基督教大学教養学部卒。ミネルバ翻訳グループ所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

86
タイトル通りの本。なぜ実行しないんですか?です。◆自分や周囲がNGなことばかりやってるのがよく分かる。NGの事例とどうすれば行動できるのかが丁寧に書いてある。◆知識と行動にギャップが生じる原因➀話し合っただけで実行した気になる→行動に結びつける意識と確認の仕組み。②過去のやり方に固執→前例に縛られない。③部下を恐怖で煽る→逆効果。ベストを尽くしたら叱らない。④重要でないことばかり評価する→主観で評価しない。人間関係重視。⑤業績のため競争させる→逆効果。共通の目標を立てたり、外部に敵を作る。2020/01/30

Kiyoshi Utsugi

26
・知識は、実行しなければ価値がない ・原因① 問題を話し合っただけで仕事をした気になる ・原因② 過去のやり方にこだわりつづける ・原因③ 部下を動かすために恐怖をあおる ・原因④ 重要でないことばかり評価している ・原因⑤ 業績を上げるために競争させる ・知識と行動のギャップを乗り越えた企業 ・行動を起こすためのガイドライン ・付録 知識と行動の調査 から構成されています。 行動を起こすためのガイドラインに書かれた8つのポイントを読むと、手っ取り早いかもしれません。2020/11/30

miyatatsu

12
よみづらい。論文チックな本でもスラスラと読めるようになりたい。2018/07/06

もりけい

10
旅行の計画を立てた段階で行った気になる現象と似ているかもしれません。旅行は自分の楽しみのために確実に実行しますが、仕事の立派な計画はほったらかしです。少しでも始めることですね。2016/06/18

かんちゃん

10
社員がリスクを取らない…多くの経営者が漏らす嘆きだ。なぜ?リスクには失敗が付き物だし、失敗すれば給与削減や更迭などの制裁が待っているのだから。社員が成功の果実よりも「失敗を冒さないこと」を優先するのは自然な選択だ。では、どうすれば「行動する組織」を築けるのか?本書にはそのヒントが満載されている。本書は「有能な」経営者には読んでほしくない。「そんなことはわかってる。当たり前だ」と宣うのが関の山だ。ついでに説教までされかねない。しかし、本気で危機感を持っている経営者には必ずや何らかの気付きがあるはずである。2014/09/20

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