内容説明
ビジネス書は世の中にあふれ、MBAホルダーも増えた。必要な知識を身につけ、何をすべきか社内のだれもが理解しているのに、まったく行動に現れない。この「知識と行動のギャップ」を埋めなければ、どれほど立派な経営理念を掲げても、会社は変われない。やるべきことを知っているだけでは不十分なのだ。組織行動論の世界的権威であるフェファーとサットンが、4年間にわたる調査から、このギャップが生まれる5つの原因を探る。そして、あらゆる組織が直面する「どうすれば行動を起こせるか」という課題に明快なガイドラインを示す。待望の名著、復刊!
目次
第1章 知識は、実行しなければ価値がない
第2章 原因1―問題を話し合っただけで仕事をした気になる
第3章 原因2―過去のやり方にこだわりつづける
第4章 原因3―部下を動かすために恐怖をあおる
第5章 原因4―重要でないことばかり評価している
第6章 原因5―業績を上げるために競争させる
第7章 知識と行動のギャップを乗り越えた企業
第8章 行動を起こすためのガイドライン
付録 知識と行動の調査
著者等紹介
フェファー,ジェフリー[フェファー,ジェフリー] [Pfeffer,Jeffrey]
スタンフォード大学ビジネススクール教授。専門は組織行動論。カーネギーメロン大学で理学士号と理学修士号を、スタンフォード大学で経営学博士号を取得。カリフォルニア大学バークレー校、ハーバード・ビジネススクールなどでも教鞭をとり、民間企業の取締役や学術誌の論説委員の経験も持つ
サットン,ロバート・I.[サットン,ロバートI.] [Sutton,Robert I.]
スタンフォード大学エンジニアリングスクール教授。専門は組織行動論。同大学の職業・技術・組織研究センターディレクター、テクノロジー・ベンチャー・プログラム研究所所長を兼務。ミシガン大学で組織心理学博士号を取得。カリフォルニア大学バークレー校で教鞭をとった経験も持つ。経営者向けセミナーや企業へのコンサルティングも精力的にこなす
長谷川喜一郎[ハセガワキイチロウ]
プラウドフットジャパン株式会社代表取締役社長。学習院大学政経学部卒。日立製作所などを経て、1989年にプラウドフット日本法人を設立。2000年にMBOにより英国本社から独立。2003年、再MBOを実行。2011年には株式会社イノテックジャパンを設立し、代表取締役社長を務める
菅田絢子[スガタアヤコ]
国際基督教大学教養学部卒。ミネルバ翻訳グループ所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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5 よういち
Kiyoshi Utsugi
miyatatsu
もりけい
かんちゃん