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V字回復の経営―2年で会社を変えられますか 実話をもとにした企業変革ドラマ (増補改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 422p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532318871
  • NDC分類 335
  • Cコード C0034

内容説明

実在リーダー同士による熱き対談を増補!日本的改革の要諦を説く名著。組織を「戦う構造」に変え、骨太の「戦略ストーリー」を作り、一気呵成に逆転する方法を伝授。

目次

プロローグ 不振事業をいかに蘇らせるか
第1章 見せかけの再建
第2章 組織の中で何が起きているか
第3章 改革の糸口となるコンセプトを探す
第4章 組織全体を貫くストーリーをどう組み立てるか
第5章 熱き心で皆を巻き込む
第6章 愚直かつ執拗に実行する
エピローグ 事業変革の成功要因
増補 対談 『V字回復の経営』成功への道のり「動のリーダー」鈴木康夫氏(前コマツ専務)と語る

著者等紹介

三枝匡[サエグサタダシ]
株式会社ミスミグループ本社代表取締役会長。1967年一橋大学経済学部卒業。三井石油化学を経て、20代でボストン・コンサルティング・グループの国内採用第1号コンサルタントになる。東京、ボストンでの勤務を通じて70年代の世界的な「経営戦略論の黎明期」に浸かる。スタンフォード大学でMBAを取得。プロ経営者になりたいとの志を抱き、30代で赤字会社2社の再建を代表取締役として経験。40代から16年間、不振企業の再建支援を行う「事業再生専門家」として活動。2002年ミスミグループ本社の社長・CEOに就任。08年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yukiko-i

26
大企業でも中小企業でも、現状をしっかり受け止め、他責にせず、自分ごととして考え行動する力の大切さを感じた。本書では、太陽産業という架空の企業名になっているが、実はコマツをモデルにされていることが、最後の対談でわかり、本書のストーリーが現実のものとイメージできて、とても良かった。2015/10/11

sas

22
コマツ産機をモデルにしたV字回復の企業変革ストーリーを書いた本。非常に面白かった。業績不振に苦しむ会社は必読の本だろう。単なる教科書的は話ではなく、実際の企業で行われた改革について書かれているので説得力がある。ドラマ仕立てなので、登場人物たちの回想も織り込まれていてリアルに実感できる。「改革9つのステップ」、「不振企業の症状50」、「改革を成功に導くための要諦50」も非常に具体的で分かり易い。改革には小手先ではなく、強い意志と熱意、そして覚悟が必要であることがわかる。2014/09/24

ともさち

12
先輩に進められて読む。非常に面白く、ためになった。経営とは、かいしゃをかえるとはどういうことなのか考えられるいい機会になった。創って作って売る。連鎖。2015/10/30

デビっちん

11
社内腐敗が進んだ会社を2年間でどう立てなおしていくかを、実在する会社の事例や改善策を複合した物語で説明している。組織はしょせん人間の集まりであり、上層部で大局的に語られている経営戦略はただの道具で、現場のマインドを変えない限り会社は変わらない。改革は事業戦略と組織構造、風土改革の整合性がキモになる。周りが変わったのを見て、ようやく自分も変わっていく。外資系は社員を入れ替えて問題に対応するが、日本的企業は現存する社員を鍛えて叩き上げるしかない。やるからにはプロ意識を持って、前向きにやることを決める。2015/12/24

麒麟の翼

10
実在企業の事業再生をストーリー化した経営改善の指南書。 著者の経験に基づく「不振事業の症状50」は、自社の健康状態を診断でき、様々な企業や組織で活用できる素晴らしいチェックリスト。経営改善というと、とても難しく感じるが、考え方はとてもシンプル。まずは「創って、作って、売る」を経営者のみならず全社員が理解することが重要だと感じた。 巻末の著者のメッセージ「組織の中で“今そこにいる人々”を元気にすることが最大の経営課題」は胸に深く突き刺さった。 業績の好不調に関わらず、組織に属する全ての方に読んで欲しい一冊。2021/04/20

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