内容説明
仕事熱心なセールス・マネジャーのマユク。ある日、パソコンがウイルスに感染した。だがそのウイルスは、大事なファイルを壊すわけでも、機密情報を漏らすわけでもない。真っ白な画面に一文のメッセージを映し出すだけ。その日から、彼の人生が一変する。ことあるごとに仕事の邪魔をするウイルスに苛立っていたマユクだが、次第にウイルスからのメッセージを頼りにしていることに気づく。そして、忘れかけていた大切なものを取り戻していくのだった―。でしゃばりなウイルスが教えてくれた働くことの本質。
著者等紹介
ダル,マイナク[ダル,マイナク] [Dhar,Mainak]
昼はキューブ住民、夜は物書き。インド経営大学院アーマダバード校(IIMA)を卒業後、企業社会で15年以上にわたる経験を積むと同時に、プロの作家としてインドで活動している。SF小説のほか、ビジネス書まで、著書多数
上原裕美子[ウエハラユミコ]
1976年生まれ、筑波大学第二学群比較文化学類卒業、翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
49
ふと気づくと、管理されている自分。他者や時間に管理されるのはもちろんだが、自分にも管理される?!受動的から自主的、そして最終的な主体性への脱皮かな。優先度の気づき。時に立ち止まり、振り返る優先度。「株価」という評価に納得感。投資は、笑顔や時間・・・。心の余裕。気づかせてくれる周囲に感謝すると共に、時に家族などが口を出せない空気を醸し出す自分の姿が頭に浮かぶ。(汗)反省。読書・映画・ジムなどが、私の心のリセット法。特に、読書時の集中力度合が、リセット精度の”尺度”になっている気がする。2016/06/22
山田
11
再読。社会人になってから初めて読んだけど、ほんとこれ。いつの間にか会社のパソコンの奴隷になっていた。さっさとぼくのパソコンもぶっ壊れてくれと思う。でも本書が言いたいことはなんとなく分かる。誰のために働いているのかわからなくなる時がある。その時はこの本を思い出して、時には立ち止まって考えてみようかね。2021/07/07
takayuki
4
ワークライフバランスに大切さに気付かされる一冊。わかりやすく面白い。自分を見つめなおす良い機会になりました。2013/07/26
aym
4
ちょっと仕事に疲れていたので、軽ーく楽しく読めました。まぁわたしは特にプライベートを犠牲にしてまで働いているわけでもないし守るべき家族もいないし、でもそれって大株主がいないってことで、株価を上げる意欲も沸きにくいわけで、いやいや社内でもそれなりに子株を買ってもらっているんだし、とりあえず仕事がんばろう!とか帰着したり。仕事の鬼がいたら(周りにはあまりいないけど)おすすめはしたいけど、理想論すぎるところもあるかな。2013/08/21
Humbaba
3
仕事をしていると、仕事をすることが目的で生きているかのような錯覚に陥ることがある。仕事をして成果を上げれば家族は喜んでくれ、それが結果として自分の幸せにつながる。そう思って仕事を続けたとしても、それでほんとうに自分の大切な人が幸せになるかは別問題である。それよりも、周囲の人間が何を望んでいるのかを落ち着いて問いなおしてみて、それに合わせて行動するほうが幸せにつながるのではないか。2013/06/30




