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不常識の経営が日本を救う

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532318628
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C0034

内容説明

こだわりを捨てることで可能になる省電力工場、ディズニーを目指さないサービス、生産技術がイノベーションを生んだ富士フイルム、技術者の意地の活用に成功した三菱電機と日亜化学、意外な選択で組織統合を成功させたコニカミノルタと富士ゼロックス―。浅知恵の「常識」を超えた現場発の智恵。

目次

総論 不常識のMOTが日本を救う
第1部 不常識をあえて目指す(少電力の未来工場を創る;ディズニーを目指さないサービス―ITアウトソーシングサービスの生き残り策;生産技術インフラでイノベーションを支える;戦略資源として技術者の「意地」を活用する)
第2部 常識の横に真実を見る(「範囲の経済」に錯覚あり;組込みソフトウェア品質向上の裏技;コア事業・コア技術からジャンプする秘訣;組織統合シナジーを創出する意外な選択;ダブルブランドの相互作用で地域活性化)

著者等紹介

伊丹敬之[イタミヒロユキ]
1945年愛知県に生まれる。1967年一橋大学商学部卒業。1972年カーネギー・メロン大学経営大学院博士課程修了。一橋大学大学院商学研究科教授を経て、東京理科大学大学院イノベーション研究科教授、一橋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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なぜ少ないのか、遅いのかという経営の問題点について初めに書かれている。タイトルの不常識に関しては、本田技研工業の創始者・本田宗一郎氏の「不常識を非真面目にやれ」という意味からとられている。国内産業分野の品目別電力消費内訳では生産用動力が58%と圧倒的である。サービス面の重要性からアウトソーシングについても述べられている。生産技術の蓄積とイノベーションでの意思決定についてはイノベーションプロセスについて技術者の技術的観点から述べられている。また、錯覚を破壊するのは真の顧客からであるとしている。2014/12/05

nojitoshi

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諸先輩方の執筆内容、展開の仕方、参考になります2013/03/22

kj

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なかなか面白かったです。印象的な内容は下記の通り。総論『現在の日本企業の病の本質は下記の3点。平時モードの常識的対応ゆえの消耗、横並びによる螺旋スピン、本社のチェック機能の逆機能』。第3章『範囲の経済において、特に川下に展開する場合に、機体利益を過大に見積もりがちなこと(追加コストの過小評価)』。第7章『コアジャンプには10年必要。事業の長期展望、育てる環境と根気が必要』。2013/01/07

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