どうやって社員が会社を変えたのか―企業変革ドキュメンタリー

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どうやって社員が会社を変えたのか―企業変革ドキュメンタリー

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532318437
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C0034

内容説明

リアルな変革は一筋縄では進まない。「今が改革のラストチャンス」。異なる立場の語り部が、それぞれの思いを込めて、初めて真実を明かし、企業変革ストーリーの実像に迫る。

目次

序章 日本企業がわずらっている現代病―チームの免疫不全症候群(生きる力としての「免疫力」を鍛える;集団であっても「チーム」ではない ほか)
第1章 なぜ会社は変われないのか(相変わらず「やらせる改革」が横行する時代;「建前ではなく、本音で話し合う」という建前がまかり通る ほか)
第2章 大企業病を克服せよ(大企業病を克服するための改革;国策企業の名残 ほか)
第3章 社員が自ら考えて会社を変えていく(ゆらぎの震源;「やりたい人」が広げていく自由な話し合いの場 ほか)
第4章 驚異的成果を生むマネジメントの真髄(人生最高の宝物;トラック開発者の思い ほか)
終章 人を幸せにする会社とは―「いい会社」の条件(改革の失敗と成功;役員層をチームとして機能させる ほか)

著者等紹介

柴田昌治[シバタマサハル]
スコラ・コンサルト プロセスデザイナー。1979年東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。大学院在学中にドイツ語学院を起業した後、ビジネス教育の会社を設立。80年代後半から組織風土・体質改革の支援に本格的に取り組む。2009年にシンガポールに会社を設立

金井壽宏[カナイトシヒロ]
神戸大学大学院経営学研究科教授。1954年生まれ。京都大学教育学部卒業。神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了、博士(経営学)神戸大学。Ph.D.(MIT)。モチベーション、リーダーシップ、キャリアなど、働く人の生涯にわたる発達や組織のなかの人間行動の心理学的・社会学的側面に注目し研究している。最近は、クリニカルアプローチで組織変革や組織開発の実践的研究に着手している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ろぶくん

10
タイトルにある通り企業変革のドキュメンタリー。いすゞ自動車の再建物語だ。企業再生といえば三枝匡さんの一連の著書が思い浮かぶが、こちらは少しテイストが違い、社員が当事者となって変わっていく内容。理念、ミッション、ビジョンの大切さがよくわかる。2020/07/11

tak

4
ポッドキャストで紹介されていて入手。よくある啓発ものと異なる、事実をまとめた、良書。凄い、しか言えないねぇ。しかし、あのウィンドウにも、こんな物語が有ったのか。2015/04/24

Gatsby

3
『なぜ会社は変われないのか』を先に読むべきだったか。書店で金井先生の名前が目に入って、すぐに買ってしまった。『なぜ…』はいすゞ自動車を中心とした企業の変革をベースにした小説仕立てということらしい。こちらはいすゞの企業変革に関わった人たちが自ら語る部分もあり、現場の熱がよく伝わってきた。具体的な変革の取り組みとそれに対する金井先生の解説を読むことができるが、私が一番勉強になったのは、柴田昌治氏のページ。「プロフェッショナルの専門性で信頼する」関係を築くことができるような組織でありたいものだ。2013/02/18

ぶんぶん

1
面白そうと思って読んだが、やはりというか、いつも通りで他人の頑張った話は面白くない。 自分の会社でやろうと思うだけ。人の武勇伝で感動などできない。 自分の会社で、自分のやり方で、自分たちのためにやるだけ。2020/01/10

Hiroyuki Okumura

1
人の苦労や経験の記録だけからでは、ことの本質を捉えるのはむづかしいです。この本はいすゞの再生の過程で起こった出来事を当事者が、そしてそのエピソードの本質を研究者が解説するという構成により、読者が異なる業界や企業に属していても、組織の問題について考える多くの気づきが得られると思います。2013/10/15

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