人が育つ会社をつくる―キャリア創造のマネジメント (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532318086
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C3034

内容説明

スキルを陳腐化させない「学び続ける人材」になれ。人の成長を促す仕組みを“キャリア構築”の視点から考える。

目次

第1章 なぜいま組織で人が成長しにくいのか(暗黙の人材育成機能だったOJTの崩壊;若者たちの焦りと思い込み;IT化とグローバル化が職場に迫る変化;求められる能力の変化;指導命令型から抜け出せない悪循環)
第2章 何が若手社員を成長させるのか(成長は、仕事を通じてこそ得られる;組織は何をすべきか;職種によって異なる成長実感)
第3章 多様な成長パターンを用意する(なぜ成長の多様性なのか;仕事のプロフェッショナル化による成長;キャリアチェンジを通じた成長;正規社員以外の働き方での成長;気づきと働きか方変革による成長;自らおこなう仕事のプロフェッショナル化)
第4章 自らキャリアを切り開いていく力をつける(健全なキャリア自律概念とは何か;健全なキャリア自律概念の4つの特徴;自分のキャリアを切り開く能力を強化する)
第5章 新たな人材育成のための仕組みをつくる(日本の人材育成の落とし穴;上下関係の育成に頼らない学習する組織の構築;人材育成型リーダーシップへの転換;研修と実践をリンクさせた思考・行動特性の変革;戦略的スキルのタイムリーな抽出と学習行動へのリンク;経営幹部候補にかぎらない試練の組織的創出と提供;「普遍性の高い知」の獲得;管理職業務の分解と育成責任の組織共有)

著者等紹介

高橋俊介[タカハシシュンスケ]
1954年東京都生まれ。78年東京大学工学部航空学科を卒業し、日本国有鉄道(現JR)に入社。84年プリンストン大学工学部修士課程を修了後、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ワトソンワイアット(93年同社代表取締役社長に就任)を経て、97年ピープル・ファクター・コンサルティングを設立。コンサルティング活動や講演活動をおこなう。2000年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授に就任。2011年同特任教授。「個人主導のキャリア開発」についての研究にも従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

izw

2
訳あって人材開発、人材育成関連の本を拾い読み中。この著者は知らなかったが、三省堂の「人材育成」欄の中でタイトルが気になって手にとった。読みやすいので他の著書も何冊か読んでみよう。2015/10/28

Mika Otomo

1
映像講義を見たこともあり、すんなり読めた。自律的キャリアがいかに育つ会社にしていくか。これからの日本にとって、とても大切。最後にキャリアの専門家についても述べられていた。いわゆるキャリアカウンセラーではなく、組織についても理解しているキャリアの専門家。個と組織への対応力が求められてくるのだと思う。2015/11/10

ゆとりのなべはる

1
微妙に新装版。内容はいつもの高橋俊介先生。何よりタイトルがしっくりくる。「育てる」じゃなくて「育つ」。2012/08/14

シン

0
よみやすくてわかりやすい。2016/09/23

ほせー

0
これからの仕事のやり方に影響する一冊になりそうです。以下メモ。横のリーダーシップ。多様性を受け入れる豊かな感性。異なる価値観やシナリオで生きている人を上手に巻き込む説得力。変化が激しい時代では、教える立場になったと思ったときから陳腐化が始まっている。継続的に学習する組織。質問型のコーチング的なマネジメントスタイル。現実には大切なことほど客観的に測定しにくい。新しい環境には適応すれども同化せずが重要。自分の原点やテーマら仕事で必要になるであろう能力を獲得する。無駄なことはしないという発想は自分の可能性を狭め2012/10/21

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