月給取りになったらアカン―私の履歴書

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532317867
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0034

内容説明

“夕日ビール”と揶揄され、「こんなまずいビールが飲めるか」と目の前でビール瓶をなぎ倒され、トップだったシェアも1ケタに落ち込み、一時は破綻の淵をさまよったアサヒビール。同社の絶頂期に新入社員として入社、30年間続く転落を味わうも、社長として陣頭指揮をとり、ライバルとの熾烈なシェア争いを制して45年ぶりに年間ビール市場でナンバーワンを奪取する―。へこたれず、おもねらず、「百のお題目よりも一つの実行」で「スーパードライ」を無敵のロングセラー商品に育てたアサヒビール元会長が語る、ネバー・ギブアップの仕事哲学。

目次

第1章 ナンバーワンブランドをつくる!―首位奪回への挑戦(「スーパードライ」誕生;社長になる ほか)
第2章 脱線社員の点面作戦―営業の原点(ドタバタの就職試験;月給以上に飲みまくる ほか)
第3章 逆境は怖くない―劣勢を跳ね返す仕事術(2度目の左遷;キャバレー作戦 ほか)
第4章 ビールとの出会い―出生から就職まで(父は粋な貿易商;瀬戸内海を眺めて ほか)
第5章 変化、挑戦、夢、感動―人も企業も変化し続ける(オリオンビールと資本提携;北京ビール再生 ほか)

著者等紹介

瀬戸雄三[セトユウゾウ]
アサヒビール元会長。1930年神戸市生まれ。1953年慶應義塾大学卒業後、アサヒビール入社。神戸支店長、大阪支店長を歴任し、1992年に代表取締役社長に就任。ビールの鮮度にこだわり、「製造後20日以内」だったビールの出荷を現在では「3日以内」にまで短縮させた画期的な製造・物流の改革「フレッシュマネジメント」の発案や独自の営業戦略で、失速したスーパードライを復活させ45年ぶりに業界トップシェアを奪取。中国において現地企業の再生や農場開設などを行い、ビール事業進出の足がかりをつくる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nizimasu

2
表紙の顔と、中にでてくる昔の若かりし頃の精悍なイメージと随分違うなあと思ったら、何度か大病されているみたいで社長就任直前までの闘病やその後のカラダとのつきあい方、ビール会社なのにウーロン茶を飲みながらの活動ぶりには頭が下がる。営業の鬼といわれるいわゆる現場叩き上げのパワフルさが文章からもにじみ出てくる。2012/11/11

文鎮

1
アサヒビールの盛衰を知る元経営者が語る経験談。営業からの生え抜きである彼の文章は、力強さを感じられる。新人時代の失敗談や、営業の際の工夫は、何れも我々にとっても教訓となりうる内容で、心にとどめておきたいと思った。「相手のことを考える」そして、早いうちに投資をする。そうすれば、かかるコストは対して少なくて済む上に利益以上の利潤もあるのだという「ナマコ看板p83」の話は印象深い。「企業人人生の3分類p96 」「意思決定の迅速p125」「フレッシュマネジメントp30~」などは、業界の事情や組織論にも迫るものだ。2014/12/17

SU

1
ところどころに現場論みたいな事が書いてあって良かった。2012/12/14

seminoles

1
生まれの良さが随所に表れている。 結局月給取りになっているのに本のタイトルはなんでこれなんだろう。2012/11/26

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