内容説明
“夕日ビール”と揶揄され、「こんなまずいビールが飲めるか」と目の前でビール瓶をなぎ倒され、トップだったシェアも1ケタに落ち込み、一時は破綻の淵をさまよったアサヒビール。同社の絶頂期に新入社員として入社、30年間続く転落を味わうも、社長として陣頭指揮をとり、ライバルとの熾烈なシェア争いを制して45年ぶりに年間ビール市場でナンバーワンを奪取する―。へこたれず、おもねらず、「百のお題目よりも一つの実行」で「スーパードライ」を無敵のロングセラー商品に育てたアサヒビール元会長が語る、ネバー・ギブアップの仕事哲学。
目次
第1章 ナンバーワンブランドをつくる!―首位奪回への挑戦(「スーパードライ」誕生;社長になる ほか)
第2章 脱線社員の点面作戦―営業の原点(ドタバタの就職試験;月給以上に飲みまくる ほか)
第3章 逆境は怖くない―劣勢を跳ね返す仕事術(2度目の左遷;キャバレー作戦 ほか)
第4章 ビールとの出会い―出生から就職まで(父は粋な貿易商;瀬戸内海を眺めて ほか)
第5章 変化、挑戦、夢、感動―人も企業も変化し続ける(オリオンビールと資本提携;北京ビール再生 ほか)
著者等紹介
瀬戸雄三[セトユウゾウ]
アサヒビール元会長。1930年神戸市生まれ。1953年慶應義塾大学卒業後、アサヒビール入社。神戸支店長、大阪支店長を歴任し、1992年に代表取締役社長に就任。ビールの鮮度にこだわり、「製造後20日以内」だったビールの出荷を現在では「3日以内」にまで短縮させた画期的な製造・物流の改革「フレッシュマネジメント」の発案や独自の営業戦略で、失速したスーパードライを復活させ45年ぶりに業界トップシェアを奪取。中国において現地企業の再生や農場開設などを行い、ビール事業進出の足がかりをつくる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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