何が日本企業の成長を阻んでいるのか―ガバナンスが支える資本コスト経営

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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532317720
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C3034

内容説明

ガバナンスが機能していないから、事業の選択と集中が進まない、資本コストが無視され、利益率が低くなる。企業の成長エンジンの土台となる事業評価や財務戦略の実践を、「なぜ機能しないのか」という根本要因にまで踏み込んで解説する。

目次

第1章 漂流経営から脱け出せ(何が日本企業の成長を阻んでいるのか;「選択と集中」で得意分野に絞り込む;経営力を支えるガバナンス)
第2章 ガバナンスを機能させる(なぜ機能しないのか;取締役は本来の役割を果たしているか;ガバナンスが機能しないと何が問題になるか;株主を正しく位置づける)
第3章 資本コストを事業評価につなげる(株主資本の創出を正しくとらえる;適切な経営指標を選んで機能させる;資本コストと事業評価を結びつける;株主の目線で資本主義コストを定める;事業評価に基づいて事業構造の革新を図る)
第4章 配当政策と財務政策―株主の目線で資本政策を定める(株主の目線で配当政策を決める;財務政策で資本コストを引き下げる)
第5章 ガバナンスを徹底させ、株主価値を高める(アメリカ企業といえども完全ではない;いかにして徹底させるか;株主価値を高める;株価水準を高める;グローバル競争を勝ち抜く)

著者等紹介

山本績[ヤマモトイサオ]
1966年東京工業大学大学院(経営工学)修了後、三菱レイヨン入社。経営企画スタッフとして新規事業の企画、リストラ計画の推進等に従事した後(77年MITで経営学修士取得)、79年より企業財務責任者を、87年より経営企画の部長職として経営トップ2代の補佐を務め、経営の仕組み改革と経営人材の育成に注力する。2000年より上級役員として社長補佐および管理部門経営に従事。04年代表取締役専務を退任し、06年6月まで同社顧問を、09年より1年間ブーズ・アンド・カンパニー顧問を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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