内容説明
最前線の力を活かし飛躍。生産技術の優位を活用、スペックダウン、コア技術拡張、現場学習の継続―。日本再生に必要なMOTの論理を明快に解説。
目次
いまこそ出番、日本型MOT
第1部 日本型経営をベースにしたMOT(日本型イノベーションは技術の相互作用から生まれる;足腰にこだわるMOT;経営理念主導のMOT;生産技術ドリブンイノベーション;組織の論理を優先せよ)
第2部 現場発の逆転の発想のMOT(スペックダウンのMOT;やせ我慢のMOT;地縛産業のガラパゴス脱出;自動化しても現場学習を続ける;クレームは宝の山)
著者等紹介
伊丹敬之[イタミヒロユキ]
1945年愛知県に生まれる。1967年一橋大学商学部卒業。1972年カーネギー・メロン大学経営大学院博士課程修了。一橋大学大学院商学研究科教授を経て、東京理科大学大学院イノベーション研究科教授、一橋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひ※ろ
1
★★★☆☆2020/01/28
ダージリン
0
製造業復活には、現場と一体となり愚直に技術に磨きを掛けていくことは必要だろう。ただ、単に昔に戻るだけではなく、新たな方向性も模索していくべきだろう。2012/07/08
chokujin
0
民間企業人も加わる東京理科大MOT研究会の編著ということもあり、企業活動の様々なシーンの記述に臨場感がある。それゆえ、提案されている逆説のMOTなるものの中味にはかなり説得力がある。アメリカ型のMOTとは異なる従来の日本企業が保有していた日本型経営の良い点をもう一度掘り起し、強い企業体質を取り戻すための指南書といえるだろう。2012/01/03
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