内容説明
輝く会社、沈む会社はどこか?三井不動産、三菱商事、キヤノン、JT、ヤマダ電機…。財務激変のインパクトを、実際の決算数字を使って解説。
目次
第1章 IFRSの本質
第2章 売上高が変わる
第3章 費用の計上方法が変わる
第4章 包括利益計算書の導入
第5章 保有不動産の評価が変わる
第6章 金融資産の評価が変わる
第7章 負債の評価が変わる
著者等紹介
窪田真之[クボタマサユキ]
大和住銀投信投資顧問シニア・ファンド・マネージャー、日本証券アナリスト協会企業会計研究会委員、CRUF(コーポレートレポート利用者会議)日本支部創設メンバー。日本株のファンドマネージャー兼アナリストを23年間務める。日米の証券アナリスト試験に合格。年間100~200社の企業調査を20年以上続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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chia
2
IFRS本はたくさんありますが、本書は日本基準とIFRSの大きな差異点だけにしぼって平易な文章で解説されています。また、IFRSについての誤解や、あるべきIFRS(筆者の考え)なども記されています。細かく見るまえにまず読む本として最適だと思います。2011/10/14
K.T
1
2011年に発行された本なのでかなり旧聞に属する感じではあるが、IFRSに変更するとどうなるかがザックリと掴めた。この問題、各社まだ様子見ではあるけど結論出さないといけないよなぁ。12月に決算期揃えて、IFRSにしておけば後から子会社作ったり買ったりした時に楽になるんだろうなぁ。しっかり考えないといかんね。OCIを入れて全ての表示をする事と、特別損益が表示上なくなる部分が投資家目線だと大きいのかな。変更する際は株価も考えて、、悩ましい所だね。何よりも社員への教育ってのが一番のハードルなのかも。。★★★★☆2016/02/14
みっちー
1
☆2 平易な言葉と、実際の企業財務諸表を用いた説明がわかりやすい。使える本ではないが、概要を掴むには良書と言えるだろう。2011/04/23




