内容説明
貧しさの中で起業、情報化時代とともに成長を遂げ、工夫と努力と体当たりでソリューション・ビジネスを確立する。ユニークな経営で知られるオービック創業者の「転がり続けた」半生記。
目次
子牛の帰る家
高校時代
ホウレンソウ
近鉄就職
みづき
夜間大学卒業
口げんか
新婚生活
転職
飛び込み営業
冷や冷やのデモ
オフコンの波
年末の金銭騒動
独立
草創期
入居費は手形
三菱オフコンの販売
大量発注二十台
“営業戦争”
東京進出
裏切り
中途組また独立
顧客名簿事件
トップの確執
ある知人の自殺
パソコン時代への決断
公開延期と上場
トップ若返り
会社は「我が子」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Като́н
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オービック創業者、野田順弘の自伝。田舎の農家の次男坊から身を興して今や日本第10位の大富豪。三菱電機にコンピュータを大量誤発注して、それを売り切ったところハラハラした。創業期というのは皆薄氷を履んでいる。2022/08/27
タテ
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オービック創業者の半世紀を綴った本で、日経新聞の「私の履歴書」を単行本化したもの。 貧しさの中から、起業し、情報化社会に目をつけて、遮二無二に会社を発展させてきた。 私利私欲を捨て、お客様に常に誠実であること、従業員を家族のように大切にし、成長するまでとことん部下と向き合い育成すること、この辺りはどの時代においても、経営者の共通点なんだなぁと思った。 基本理念の「社員の成長こそ企業の成長の原動力となる」とても共感しました。2018/07/10
