内容説明
「コア人材の最適な選抜と育成」「他社との同質性重視か異質性重視か」「成果主義が成功する条件」「急激で革新的な変化への対応力強化」など人事分野を取り巻く課題を乗り越え、いかにして日本企業を再び競争優位へ導くか―理論とモデルをわかりやすく取り入れ考察した新しいフレームワークを提示。
目次
日本企業が抱える雇用問題―危機を迎える日本型人材マネジメント
戦略人事研究の系譜と包括的戦略人事フレームワーク
包括的戦略人事フレームワークの理論的背景
先進諸国の人材マネジメント比較
日本型人材マネジメントの補完性タイプ
アングロサクソン型人材マネジメントの補完性タイプ
制度社会学からの日本型人材マネジメントの分析
ハイ・パフォーマンス・モデル―アングロサクソン諸国で登場したベストプラクティス・モデル
ベストプラクティスのもうひとつの側面―人事施策の詳細・プロセス
戦略人事のベストフィットモデル
日本型人材マネジメントの変化のメカニズム
著者等紹介
須田敏子[スダトシコ]
青山学院大学経営学部卒業。日本能率協会マネジメントセンターで月刊誌『人材教育』編集長などを歴任後、イギリスに留学。リーズ大学で修士号(MA in HRM)、バース大学で博士号(Ph.D.)を取得。現在、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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