グリーン革命〈下〉―温暖化、フラット化、人口過密化する世界 (増補改訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 367p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532316235
  • NDC分類 451.35
  • Cコード C0036

内容説明

いまアメリカと世界は環境規制、排ガス規制、省エネ基準を強化する政策を採用し、日本を追いかけようとしている。太陽力、風力、潮力、水力など再生可能エネルギーへの投資、ハイブリッド車、電気自動車、水素自動車など新しい自動車の開発、省エネビルの建設、高速度鉄道の新設…次なるグローバル産業はすべてグリーンから生まれるからだ。この得意分野で日本の優位を保ち、21世紀の雇用と経済的繁栄を創り出せるか。

目次

第3部 前進の道すじ(地球を救う二〇五の簡単な方法;エネルギー・インターネット―ITがETと出会うとき;石器時代が終わったのは、石がなくなったからではない;グリーンは退屈なもの;一〇〇万人のノア、一〇〇万隻の方舟;アルカイダにグリーンで勝つ(一つ買えばおまけが四つ))
第4部 中国(赤い中国はグリーンな中国になれるか?)
第5部 アメリカ(一日だけ中国になる(でも二日はだめ)
民主的な中国か、それともバナナ共和国か?)

著者等紹介

フリードマン,トーマス[フリードマン,トーマス][Friedman,Thomas L.]
ニューヨーク・タイムズ紙コラムニスト。1953年ミネソタ州ミネアポリス生まれ。ブランダイス大学を首席で卒業後、オックスフォード大学で修士号を取得(現代中東研究)。UPI通信に入社し、1年間ロンドン支局で勤務した後、ベイルートに派遣される。1979年から81年まで特派員生活を送った後、ニューヨーク・タイムズ社に移り、1982年ベイルート支局長を命じられた。赴任直後にイスラエルによるレバノン侵攻が起こり、この戦争、とくにサブラ・シャティーラ虐殺事件を取材したことで1983年のピュリツァー賞を受賞

伏見威蕃[フシミイワン]
翻訳家。1951年生まれ、早稲田大学商学部卒。ノンフィクションからミステリー小説まで幅広い分野で活躍中。トーマス・フリードマンの『フラット化する世界』では、訳文の完成度の高さを評価されて第1回国際理解促進図書・優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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taming_sfc

2
筆者がエネルギー・インターネットと呼ぶもの(要はスマートグリッド/スマートメーター)についての記述に説得力があるIT(情報技術)とET(エネルギー技術)を結合させるイノベーションが必要という主張は、耳慣れているが、重要なことだ。2019/03/22

koba23

2
日本で原発がなくならないように、アメリカでも石炭・石油産業はなくなる見込みは当面なさそう。中国の方が共産党1党支配のためグリーン革命が進んでいるというのは驚き!2013/02/08

独楽丸

0
地球環境の持続可能性は今後もっと意識されていくだろう。地球にとって人間とは、人間にとっての癌細胞のような存在だと感じる。2011/11/28

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