ニッポンのIT その未来―モノづくり大国を革新する「仕組みづくり」の発想

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532316174
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0034

内容説明

社会、マーケット、ビジネスモデル、ユーザー企業、IT産業はどう変わる?“IT力”が企業力に直結する。クラウド、SOA、電子書籍―トレンドの根底にあるシステムの進化、サービスモデル変革の本質がわかる。

目次

プロローグ キンドルという黒船
第1章 クラウド・コンピューティングのインパクト―「所有」から「利用」への潮流
第2章 欧州企業のIT戦略―グローバル企業で起きている変化
第3章 日本は潮流に乗ることができるのか―ITをうまく活用できない日本
第4章 「モノづくり」から「仕組みづくり」へ―ITが示す日本の針路
第5章 戦略の実現につながるIT―ユーザーとIT企業との協働のあり方
第6章 アナログとデジタルを結ぶために―ITを担う人を育てる
第7章 ITが生み出す新しいモデルを世界へ―日本IT産業の使命と未来

著者等紹介

浜口友一[ハマグチトモカズ]
1967年京都大学工学部卒。同年日本電信電話公社に入社し、システムエンジニア、プロジェクトマネージャとして、バンキングシステム等の開発にかかわる。1988年NTTデータ通信(現NTTデータ)に移り、1995年取締役第一産業システム事業部長に就任。経営企画部長、公共システム事業本部長、代表取締役副社長を経て、2003年より2007年まで代表取締役社長を務める。現在は、株式会社NTTデータ相談役、社団法人情報サービス産業協会会長として、政府のIT政策関連の委員会にも数多く参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yuki_s1014

1
日本のITの課題がわかりやすくまとまってて読み応えがありました。前作の社員力以上に本音で語られているような気がしました。働く前に読めてよかった。2012/02/10

だんぶる

0
日本の特殊性は「もてなし」や「こだわり」といった日本人が大事にしていることがITに馴染みにくいからではないか。ソフトウェアにはバグがあるもの、それを前提として、コンティンジェンシープランを立てておく必要がある。そこの準備をせずに、システムトラブルを責めていてはIT技術者は育たない。チャレンジする風土が絶対必要。2012/03/12

かのう

0
ITによって日本の経済や社会が上手く回るようになってほしい、国際的な競争力を持ち続けて欲しいという願いが込められている。 ITが日本の常識によって回り道をしているという危機感がある。個人的に気になったところは2つ、SOAで米国流より欧州流を目指すべきという点と T&M契約がベターという点 後者については、この業界の常識の人月単価が日本独特で米国ではT&M契約となっているという点だった。PGを雇う際もT&Mであるため契約単価に差が生まれ市場価値を認められるというのはドライだがPJは成功しそうだと感じた。2011/11/06

d.c

0
<印象に残ったこと> ・過去5年間で最大の革新が起きたのは、自社とカスタマーとのインターフェース部分 ・情報システムに対する考え方  日本:止まらない前提  欧米:システム停止あり ・日本の高品質要求 → パッケージの利用率の低さ2010/11/10

α0350α

0
クラウドとか難しくてよくわかりませんが、最近はすごいことができるようになってるんですね。電子書籍の話から入るところとかわかりやすくて良かったです。2011/01/13

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