知らないではすまされないマネジメントのためのIFRS

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  • サイズ B6判/ページ数 183p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532316150
  • NDC分類 336.92
  • Cコード C3034

内容説明

これまでの会計とはまったく考え方の違う「投資家発想」のIFRS。その本質を明快に解き明かす。

目次

第1章 何かおかしい、何が起きているのか
第2章 IFRSの本質を考える
第3章 IFRSによって会計の基本は覆される
第4章 「IFRS襲来」までの歴史を掴んでおく
第5章 財務へのインパクト
第6章 マネジメントへのインパクト
第7章 IFRS適用に向けて日本企業の復活ののろし

著者等紹介

中島康晴[ナカジマヤスハル]
長野市生まれ。横浜国立大学経済学部卒。公認会計士。現在、新日本有限責任監査法人シニア・パートナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よしむ

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IFRSは投資家のためのインベストメント会計(デューデリ会計)であり、会社がM&Aに巻き込まれたらいくらの価値を持つのかを開示することが目的。資産、負債アプローチをとっており、PLよりもBSとCFを見る。事業でいくら稼いだかがわかりづらく管理会計には適さない。日本基準は今後もなくならないだろう。税法の損金算入の範囲とIFRSでの範囲は異なる(減価償却の期間など)。単独は日本基準で、連結はIFRSで作成することになるだろう。本質を理解しないまま、IFRS導入によって経営が触れることはあってはならない。2014/06/12

とりもり

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IFRSの本質はインベストメント会計にあり、従来の会計(マネジメント会計)とはルールの土俵自体が異なると説く。インベストメント会計とは、企業買収に伴うデューディリ会計のことだから、会社の価値を算出するための指標、すなわち「純資産」と「営業利益」にしか興味がない訳だ。このことを踏まえれば、「IFRSには経常利益がない」とか「当期純利益か包括利益か」といった、巷に溢れる議論がいかに的外れかが理解できる。IFRSの詳細なルールに立ち入る前に、是非読んでおきたい一冊。お薦め。★★★★★(星5つ)2011/10/24

たかお

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マネジメント会計からインベストメント会計へ。著者はIFRSを推していない気がする。今後は結論に記載しているとおりIFRSに対してネガティブになるのではなく投資家とのコミュニケーションツールとして使用し、マネジメントもできるような運用を考える事がことが重要になって来るんだろうな。2010/12/24

Great Eagle

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IFRSって何だか良く分からないと思っていましたが、この本を読んで少しだけ分かったような気もします。インベストメント会計、投資家向けの会計であって、金融市場と向き合うための会計と位置付ければ、経営管理には少し向きにくい面もあることが良く理解できます。面倒な世の中になりますね。2010/11/17

しまちゃん

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IFRS(国際会計基準)の本質を分かりやすく説明しています。従来の企業会計⇒会計ビッグバン⇒IFRSへのコンバージェンス⇒IFRSのアドプションという会計の大転換となっています。今回のIFRSのアドプションに移るにはパラダイム・シフト(マネジメント会計⇒インベストメント会計=デューデリ会計)が起こっています。2010/09/09

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