内容説明
「新たな石油源はもう見つからない」「中国の経済成長がエネルギー価格を急騰させる」「バイオ燃料は自動車の救世主だ」―エネルギー問題について語られる、こうした主張は真実なのか?日本企業が世界をリードしてきたハイブリッド車や太陽光発電の技術は、10年後、20年後にどうなっていくのか?石油・石炭などの従来エネルギー源から新エネルギーへの転換には、いかなる障壁が横たわっているのか?石油、電力、化学、製造業、小売・流通、金融、ハイテクなど多様な産業分野で活躍するコンサルタントたちの知を結集し、エネルギーに関する最新かつ正確な情報をまとめた画期的なビジネス書。
目次
第1章 混乱の先にあるもの
第2章 エネルギーへの飽くなき需要
第3章 石油生産の頭打ち
第4章 輸送需要の石油依存からの脱却
第5章 心もとない石炭の未来
第6章 天然ガスの有望性
第7章 カーボンフリー・エネルギーの不確実な道筋
第8章 発電をめぐるパズル
第9章 エネルギー・シフトに向けて
著者等紹介
スピーゲル,エリック[スピーゲル,エリック][Spiegel,Eric]
ブーズ・アンド・カンパニーシニア・パートナー エネルギー・プラクティスのリーダーとして、マクリーン(米国バージニア州)オフィスを本拠に活動。アジア地域リーダーとして東京オフィスで勤務した経験も含め、25年以上にわたる豊富なコンサルティング経験を有する
マッカーサー,ニール[マッカーサー,ニール][McArthur,Neil]
ブーズ・アンド・カンパニー シニア・パートナー ヨーロッパ地域のリーダーとして、アムステルダム(オランダ)オフィスを本拠に活動。エネルギー、石油化学、公的機関を対象に、約25年にわたり世界各国においてコンサルティングを行っている
ノートン,ロブ[ノートン,ロブ][Norton,Rob]
ブーズ・アンド・カンパニービジネス誌『strategy+business』編集委員。フォーチュン誌の元編集委員。コロンビア大学大学院ジャーナリズム研究科で教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




