内容説明
クボタの現場で製品開発40年の著者が、学びとったすべてを惜しげもなく公開。経営者も必読の感動的!指南書。
目次
第1章 経営者が気づかない危機
第2章 開発革新こそが事業の原動力
第3章 ピンチはチャンスである
第4章 「開発三強教育」が「物創りの壁」を打破する
第5章 「DTC開発」は事業再生の切り札
第6章 技と知恵を図面に盛り込む
第7章 「攻め」の開発、「守り」の開発
第8章 お客様に三つの感動を
著者等紹介
三木博幸[ミキヒロユキ]
クボタ機械設計株式会社代表取締役社長。1964年クボタ鉄工株式会社(現株式会社クボタ)入社。1964~80年研究本部において耕うん機、田植え機、トラクターの開発に従事。1981~83年海外技術研修生としてニューヨークへ派遣。コロンビア大学、エッカード大学でALPを学ぶ。研究固有テーマを完成(米機械学会、米自動車学会、米農機学会員)。1983~03年トラクターの事業革新と事業再建(トラクター、田植え機、自販機)に従事。開発製品受賞歴、グッドデザイン賞4回、社長特別賞3回。工業所有権取得:247件(特許103、実用新案132、意匠12/2007年現在)。技術部長、理事を歴任。2004年~現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けいた@読書中はお静かに
9
仕事用の本。タイトルから品質保証の話もあるかな?と思い、読んでみたけど、開発業務でのコストダウン、部品や加工数の低減などについての本。でもIP(感動点)抽出やPP(問題点)抽出などの技法は今の仕事でもすぐに使えそう。2014/08/27
yoei H
8
昔から何度も読んでいる本。 筆者のクボタ社での設計業務を通して苦労した体験を、それを克服したときの喜びと共に語っている。モノをつくることへの喜びを感じる。2022/05/22
テキィ
7
タイトルは煽り。内容はまじめ。気にせず読む。図面引ける経営者って減ってきているんだろうなぁ…。こういう人は今は少ないのだろう。著者は立派だし会社も業績を伸ばしているんだろうけど、やっぱどこかにウソを感じる。部下が、がんばって家に図面を持って帰るのを誇っていいのかな? 守秘義務や過重労働を奨励してたら経営者としてまずいよね。成長したエンジニアは各部署へ散っていき、部署の人件費が圧縮できた。うん。各部署ってどこなのよ?そんなに成長部門が自社グループ内にあるんだろうか? 2012/07/02
テキィ
4
あぁ、でも良い本。現場への寄り添い方。具体的な指示。徹底した実行力。顧客動向のキャッチ。こういう姿勢を受け継いで行きたいなぁ。2012/07/08
ゴリゴリさん
3
技術的な面もそうですが、仕事への向き合い方が大変参考になりました。今後も何度か読みたいと思います。友人が貸してくれましたが、感謝です。