内容説明
店はお客様のためにある。苦情・クレームは全身全霊で受け止めよ。顧客第一の行動原則を示す「理念ブック」と、理念を現場に浸透させる取り組みを初めて明かす。
目次
1 これがUAの接客サービスだ
2 「店はお客様のためにある」の理念
3 この採用・研修がナンバーワン販売員を育てる
4 販売員を一生の仕事にしたい
5 良質な接客を維持するチェックシステム
6 スーパーSPA構想とUAの成長軌跡
著者等紹介
丸木伊参[マルキヨシミ]
1938年横浜生まれ。日本大学芸術学部卒。ヨーカ堂(現イトーヨーカ堂)販売促進部、アパレル専門紙の流通担当記者を経て1970年に商業・流通業の専門出版社(株)商業界入社。編集長、雑誌編集部門・書籍出版部門担当常務を経て代表取締役社長。2002年OFFICE MARUKI設立、執筆、講演活動に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Åκ
7
今のユナイテッドアローズが、この通りなのかわかりません。素晴らしい組織であることは間違い無いと信じてます。実はこの本の中で登場する顧客の一人なんですけどね。ビジネスと接客の見えない最大公約数を追っているのがUAだと信じてます。2021/02/09
Humbaba
7
店長によって店は大きく変化する。優良店となり多大な売上を上げるのも、残念ながらお荷物となってしまう店になるのも、店長次第の部分が大きい。ただし、だからといって店長が全てをやらなければいけないわけではない。店長は正しく業務を任せられれば、店の雰囲気も良くなり、売上も向上していく。2013/09/11
茉莉花
2
あまり気にも留めていなかったがアローズの接客は確かに客へのさりげない気遣いが心地いいと思ったことがあったことを思い出しました。
ジンジン
2
こういうお客様に忠実な精神に100%賛成ではないけれど、心がけはすごいと思う。(ちなみに最近、mixiニュースで知ったけど似たような考えを持って行動に移した別の店が900%売り上げを伸ばしたらしい)たまにUA(B&Y)に買い物しに行くけど確かに他のショップの店員と比べて接しやすかった気がする。この本を読んでグッとUAに関心が芽生えた。次、行く時は店員の対応などを意識し様と思う。やはり、商売は人と人の繋がりが大事だと強く思わされた。2010/07/14
fujirin
1
従業員教育・顧客満足など参考になる点が多数。指名買いなんてあるんだね。途中急にルミネの話でちょっと違和感あり。文は多少ベタだが従業員へのインタビューが多く雰囲気が伝わる。/「成功のイメージがオーラのように発せられてる」店員って。/UAは89年元ビームス常務・取締役が独立・設立。「日本の生活文化の規範をつくる」/「束矢理念」/サンキューノート・クレームノート/売上アップ・モチベーション・顧客満足を、両立させる取組/2009/07/26