内容説明
長年日本で暮らし、日本にまつわるビジネスを立ちあげて成功した二人のアメリカ人起業家が、100兆円・日本サービス市場に挑む「アウトサイダー」たちの実例を多数紹介し、埋もれていた日本のビジネスチャンスに光を当てる。有望市場を探す起業家や投資家にとっても格好の情報源となる、異色の日本ビジネス解説書。
目次
第1章 日本のサービス市場は「宝の山」
第2章 金融競争とリスクの新しい常識
第3章 不動産押し寄せるグローバル化の波
第4章 ITソフトウェアにチャンスあり
第5章 医療・ヘルスケア患者中心の新ビジネス
第6章 なぜ、アウトサイダーが成功するのか
著者等紹介
クラーク,ティム[クラーク,ティム][Clark,Tim]
1956年ミネソタ州生まれ。スタンフォード大学心理学科卒業後、ワシントン大学日本語集中コース修了。84年、日本に移住。東京から英文ニュースを発信するフリーライター、大手アメリカ企業の在日マーケティング・アナリストなどを経て帰国。ハワイ大学のMBAを取得後、コンサルティング会社を設立し、2000年に売却。現在は執筆活動のかたわらポートランド州立大学の国際経営学修士コースの起業学講師、東京のベンチャーキャピタル会社サンブリッジの在米アドバイザーをつとめる。オレゴン州ポートランド在住
ケイ,カール[ケイ,カール][Kay,Carl]
1956年米国ペンシルベニア州生まれ。78年、ハーバード大学東アジア言語文化学科を首席で卒業。82年、米国企業の日本進出を支援するJapanese Language Services,Inc.をボストンで起業。日米を往復し会社を経営するかたわら、ボストンのジャパン・ソサイエティやボストン・京都姉妹都市協会の理事、MITの日本語翻訳の講師など、両国の橋渡し活動を展開。98年に会社を売却し、現在はビジネス・コンサルタントとして活躍中。日本翻訳連盟理事、ハーバード・クラブ・オブ・ジャパンのバイス・プレジデントのほか、日米の企業数社の取締役もつとめる。一橋大学大学院国際企業戦略研究科の経営学博士(DBA)コースにも在籍。東京都在住
武井楊一[タケイヨウイチ]
1951年生まれ。早稲田大学商学部卒。商社勤務などを経て翻訳家になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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