内容説明
褒められると、次もがんばれる。カネも地位もいらない。しかし、人から評価されたい!―この誰もが抱く欲求の裏には、とてつもない大きなエネルギーが隠されていた。いかにしてこの潜在力を引き出し、企業経営に活用するかを探る。
目次
第1章 会社の中の「認められたい」人たち
第2章 ホモ・リスペクタス(認められたい人間)
第3章 地位とともに変質する「承認」の中身
第4章 承認欠乏症の若者たち
第5章 なぜ承認欲求は過小評価されるのか?
第6章 名誉をかけたゲーム
第7章 ナルシシズムの効用
第8章 なぜ「成果主義」は失敗するのか
第9章 相撲型から野球型へ
第10章 顔の見えるプレーヤーとして
著者等紹介
太田肇[オオタハジメ]
1954年兵庫県但東町生まれ。神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。三重大学助教授、滋賀大学教授などを経て、同志社大学政策学部教授、経済学博士。主著に『プロフェッショナルと組織』(同文舘、1993年、組織学会賞受賞)、『仕事人と組織』(有斐閣、1999年、経営科学文献賞受賞)など
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