出版社内容情報
商機のあるところ商人がゆく。近江商人、大阪商人、越中商人など全国35商人の成功物語を通して商人道の神髄を探る。彼らの商才はどのようにして発揮されたか。事業に成功する人間の条件を痛快に描き出した異色作。
内容説明
先見力と冒険心で商機をつかみ、創意工夫と負けじ魂で商才を生かす。日本の風土で育まれ受け継がれる「商い」の原点と教訓に学べ。
目次
第1章 北海道・東部編(箱館(函館)商人―荒海に挑んだ幕末の冒険商人
津軽商人―財力を育英事業に注いだ懐の大きさ ほか)
第2章 関東・中央部編(水戸商人―全国区の特産品を生んだ“変人”;銚子商人―持ち前の先見性と進取の気性 ほか)
第3章 近畿編(甲賀・伊賀商人―忍びの“血”を受け継いだ情報商人;近江八幡商人―全国を制覇した日本商人の本家 ほか)
第4章 中国・四国編(岡山商人―藩財政を立て直した農民出身の改革宰相;鞆の浦商人―日本史のドラマに彩られた国際都市に生きる ほか)
第5章 九州編(博多商人―朝鮮半島・中国ルートを支配した貿易商人;中津商人―“福沢諭吉山脈”につらなる自主独立の気風 ほか)
著者等紹介
加来耕三[カクコウゾウ]
1958年大阪生まれ。81年奈良大学文学部史学科卒。同大研究員を経て、作家・歴史家として独自の史観にもとづく著作活動を行っている。「歴史研究」編集委員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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