サムスン経営を築いた男―李健〓(イゴンヒ)伝

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532310943
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C3023

出版社内容情報

半導体から保険まで、多様な事業分野で1人勝ちを続け、いまや韓国のGDPの25%を稼ぎ出すサムスン・グループ。その総帥・李健煕の謎に包まれた半生と、独自の経営哲学を明かす初の評伝。

内容説明

メモリ半導体や液晶パネルで世界トップシェアをもつサムスン電子を筆頭に、重化学から金融サービスまでさまざまな分野でひとり勝ちを続け、いまや韓国のGDPの20%超を稼ぎ出すサムスングループ。その頂点に君臨するのがグループ会長・李健煕(イゴンヒ)である。強力なリーダーシップと卓越した先見力を発揮して、半導体、液晶、携帯電話などの事業を次々と成功させてきた李健煕とは、どのような人物なのか?サムスンを「世界の勝ち組」へと押し上げた品質重視経営、ブランド戦略、人材育成計画とは、いかなるものなのか?韓国経済界のカリスマの知られざる半生と経営哲学、そしてサムスングループの成長の軌跡を克明に描く注目作。

目次

第1章 ソニーを追い越せ!
第2章 巨大財閥を継ぐ者
第3章 第二創業
第4章 変わらなければ死ぬ
第5章 改革は革命よりも難しい
第6章 通貨危機と「捨てよう」経営
第7章 人材こそ資産だ!
第8章 世界のなかのサムスン
付章 人間李健煕を理解するためのキーワード

著者等紹介

洪夏祥[ホンハサン]
ノンフィクション作家。ビジネス分野を中心に10冊以上の著書があり、MBS(韓国のテレビ局)から放送大賞作家賞、韓国日報から百想出版文化賞を受賞

宮本尚寛[ミヤモトナオヒロ]
翻訳家。1975年福岡生まれ、韓国育ち
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

22
サムスンの創業者でないが長男次男を超え社長になったイゴンヒ。日本で留学し大学院は米国。サムスンを大発展させた。かなりオタク的なところもあり、車や電気製品を分解組立したり、ゴルフ、日本史(徳川家康が好み)犬などもかなり詳しい。危機感から「妻と子供以外すべて変えよう」とまで言い、時価総額ではトヨタやソニーを大きく上回る。伝記でありサムスンの企業史でもあった。2016/09/14

あじたま

0
今や世界を席巻するサムスン。 強烈なリーダーシップにより、グループを牽引していく姿が 日本企業で働く者から見ても学ぶ点が多い。 徹底した世界戦略。 日本の企業はこの企業と戦わなければならないのだ。 かなり強敵。 とかく外国には目が向かない閉鎖的な日本ですが、 韓国という国から学ぶことも多いと思った。2010/07/17

コホーー

0
李氏が意外に日本との関わりが深いことに驚き。兄に続き先進国を見て学ぶために東京へ留学(小5~中1、早大、大学卒業後は米国のビジネススクールで経営学とマスコミ学を学ぶ)、多大な影響を受けた人物は徳川家康、商社設立(瀬島龍三の影響)等。その他、①国が二流だと企業も二流にしかならない、②業(事業の本質と特徴)を見抜き、努力を集中させることこそ経営の王道、③世界の一流品を作っている企業だけを調査分析の対象とし自社の変革を徹底的に推進(重要)、④従業員のミスを叱責するのは自発性を殺すだけ等が勉強になった。2022/07/18

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