日経文芸文庫<br> 李世民〈下〉貞観篇

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日経文芸文庫
李世民〈下〉貞観篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 403p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532280451
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

皇帝世民は元号を貞観とし、府兵制、均田制等の制度を整えるとともに、優れた人材を登用してその意見を取り入れ、安定した政治を行った。しかし、晩年は後継者問題に悩み、随代の煬帝と同じように高句麗に出兵して…。皇帝世民が最後に見た夢とは?

著者等紹介

塚本青史[ツカモトセイシ]
1949年、倉敷市生まれ。大阪で育つ。同志社大学文学部卒業後、印刷会社に勤務しながらイラストレーターとして活躍。96年、『霍去病』で文壇デビュー。以後『呂后』『項羽』『光武帝』や『仲達』など古代中国を舞台にした意欲作を次次に発表している。『煬帝』で第1回歴史時代作家クラブ賞作品賞、『サテライト三国志』で第2回野村胡堂賞を受賞。父塚本邦雄が主宰していた短歌結社『玲瓏』の発行人も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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future4227

15
ちょっと前に八木荘司氏の大和三部作を読んで、その中で描かれていた同時期の中国史にすっかりハマってしまったのが、この本を読むきっかけとなった。突如現れたヒーローのようだが、その実境遇は隋の煬帝とそっくり。決定的に違うのは、家臣の意見に耳を傾けたこと。敵であっても能力のあるものは登用する度量があったこと。後半で三蔵法師も登場。則天武后もチラッと出て来て、次は則天武后の執筆を匂わせるような解説も。ぜひとも続きを書いて欲しい。2016/02/08

世話役

12
「遣唐使」で日本人にも馴染みの深い唐王朝。本書はその二代皇帝・李世民を主役に据えた物語である。全編を通して作者の勧善懲悪に対する懐疑的な視点が反映されており、李世民はじめ、誰もがみな光も闇も抱えた人間として描かれていて、そこが本書に単なる英雄譚には止まらない独特の趣をもたらしている。しかし一方、所々に作者の歴史観を持ち込んできたり、説明過多で話のテンポが悪くなる部分も見られた。『ジェノサイド』でも少なからず見られた傾向だが、これは現代の作家の特徴なのだろうか。視点は面白いが、流れの悪さが気になった作品。2014/11/12

若黎

11
李世民の顔がチャン・フォンイーの顔がちらついて、ドラマの太宗はこんな感じだったかなーと思いつつ読了。 煬帝も読んだはずたから、ちょっと探さないとな。あと続きは則天武后でかかれてるはずだから、そっちも読んでみようと思うが、則天武后はまだ文庫版がででないなあ。2024/04/28

名駿司

5
★★☆☆☆ 上下巻合わせての感想。上巻は隋末唐初の群雄割拠時代。並居るスーパーヒーローを脇に控え、あくまでも李家目線で、世民が皇太子位を勝ち取るまでを描く。下巻は皇位に就いてからの半生。ほぼ出来事を羅列しているため、どうしても上巻が面白いが、これは歴史が歴史だけに仕方ない。下巻は優秀な側近達の死と共に衰退期に入る。皇太子選びの苦労にも頁が割かれている。重要な部分だろう。思えば、隋唐後則天武后までの間を、初めて体系立てて読んだかもしれない。李世民が煬帝を意識している点が独特だった。2017/11/13

FUJI燦々

5
うーん、、、、悪くはない、悪くはないけど、この題材はもっと面白い作品になる可能性があったと思うんですが、、、、2巻構成ということで李世民や彼の配下たちが躍動し、対立勢力も詳しく描写されるのではと期待していただけに残念。でも、ひとつの作品としてはまずまずの出来かな。期待し過ぎていた私が悪いのかもしれません。 能力に優れた人間が絶対者となっても他者の意見に耳を傾ける姿勢があったかどうかが煬帝と唐の太宗の分かれ道だったのかもしれませんね。長孫皇后の人となりが詳しく、良い感じに描かれた点は良い印象を受けました。2016/03/02

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