内容説明
闇に浮かび上がる五つの生首。陰陽師の弓削是雄を悩ます怪異は、やがて残虐な殺人事件として都を騒がし始める。空を自在に駆ける鬼の哀しき正体を描く「空中鬼」に、人間の欲と執着に取り憑いた鬼との死闘の果てに、新たな闘いを予感させる「妄執鬼」を加えたオリジナル文庫。
著者等紹介
高橋克彦[タカハシカツヒコ]
1947年岩手県生まれ。早稲田大学商学部卒。美術館勤務を経て、83年『写楽殺人事件』で第29回江戸川乱歩賞を受賞。86年『総門谷』で第7回吉川英治文学新人賞、87年『北斎殺人事件』で第40回日本推理作家協会賞、92年『緋い記憶』で第106回直木賞、2000年『火怨』で第34回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
33
「鬼シリーズ」第六巻。日経文芸文庫でこのシリーズ、新装出版。「妄執鬼」を読了。藤原氏の基経が力を持っていた時代が舞台。蘆屋道隆、ほんとに仲間になりましたね。まだまだ”陰陽師・弓削是雄”シリーズ書くつもりだと、作者さま自らあとがきにお書きになっていらっしゃいます。随分お待ちしておりました。淡麻呂の行く末が示されていることに期待を持って、完結編読みます!2023/07/27
京橋ハナコ
4
もう少し続くが読みたかった気がする。2024/01/13
ハマダック
2
鬼シリーズ6冊目。伝奇ホラー。空中鬼はかぶったので割愛。妄執鬼、いよいよ蘆屋道隆も味方になり、より一層面白く、これからもますます敵も強くなっていくんだろうな。あと、このシリーズ面白いけど、本自体を発行している出版社が、角川、講談社、祥伝社、日経と4社にまたがっていてとても珍しい状況。経緯があとがきに書かれていたので納得だけど、今後も構わず続けていって欲しい。と思ったら久々に最新刊でたんだ。今度は文藝春秋からか、、、とにかく読んでみたい。2023/08/15
紫
2
平安京オカルト小説ミステリー風味。いったい人気があるのかないのか、出版社を転々と移りながら再刊を繰り返しているこのシリーズ。本書は中編2話のカップリングであります。主人公弓削是雄は鬼の脅威に立ち向かう陰陽寮の頭。しかしながら、なかなか鬼の正体がつかめない中、検非違使庁とも協力しつつ、乏しい手がかりをもとに推理を構築して真相を追いかけていくプロットは警察小説を読むようです。まさに平安京オカルトGメン(?)。初長編『白妖鬼』からは仲間が増えた分、芙蓉と甲子丸の扱いがどんどん薄くなっていくのが寂しい。星4つ。 2016/04/29
Chikara Tonaki
2
鬼シリーズ最終作。 面白いシリーズなんで、また続編が読みたいですね。2014/02/26
-
- 電子書籍
- 家族に役立たずと言われ続けたわたしが、…




