出版社内容情報
「スマホに子守りをさせないで」――
2021年からプログラミング教育が必修化されたものの、
それでも子育ての現場は、旧来の価値観が依然、根強く残り、
子どもがスマホやタブレットに触れることを一切よしとしない風潮もあります。
しかし、誰しもがデジタルデバイスと付き合う時代、
はたして、そのような認識は正しいのでしょうか?
幼い頃からデジタルに親しむことで拓かれる創造性は、
未来を生きる子供たちにとって、決して無視できないものとなりつつあります。
MITメディアラボの客員研究員として、世界の最前線に立ち、
2002年よりNPOを立ち上げ、日本のデジタル教育を先導してきた社会起業家が
本当の意味でのプログラミング教育の必要性、
そしてデジタルが語る未来の教育の可能性について語ります。
内容説明
「子どもにスマホは絶対ダメ」、その価値観のままで本当にいいのだろうか?デジタルを「学び」にうまく取り入れれば、未来の社会でAIに負けないような、思考力・創造力をはぐくむこともできる―デジタル教育の普及につとめてきた著者が、未来の教育を踏まえ、子どもとデバイスの適切な距離から、創造力を伸ばすツール、家庭でのデジタル教育の取り入れ方までを紹介する。
目次
プロローグ 子どもにスマホは悪ですか?
第1章 なぜ世界の学校はデジタル化を急ぐのか―「読み、書き、プログラミング」の時代
第2章 プログラミング教育のホントの意味―STEAM教育と新しい学び方
第3章 「一歩進んだ子」はデバイスをこう使う―デジタルにしかできないこと
第4章 子どもとスマホのいい距離感とは―0歳からのデジタル教育
第5章 「学校」はこのままではいられない―未来の教育はどう変わるか
著者等紹介
石戸奈々子[イシドナナコ]
CANVAS代表、一般社団法人超教育協会理事長、慶應義塾大学教授・博士(政策・メディア)。東京大学工学部卒業後、マサチューセッツ工科大学メディアラボ客員研究員を経て、NPO法人CANVAS、株式会社デジタルえほん、一般社団法人超教育協会等を設立、代表に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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