日経プレミアシリーズ<br> 大阪が日本を救う

個数:
電子版価格
¥935
  • 電書あり

日経プレミアシリーズ
大阪が日本を救う

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月19日 03時32分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B40判/ページ数 233p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532264369
  • NDC分類 302.163
  • Cコード C1233

出版社内容情報

2025年、大阪が日本を救う!!
オリンピックの開催が不安視されるなか、関西で変化がおきていた。
先行きが不透明な日本経済は、万博をきっかけに再興できるのか?

◆2019年6月の大阪G20、2021年のワールドマスターズゲーム関西、2025年の大阪万博と、国際イベントが開催される機会が増え、注目が高まっている大阪。本書では、「大阪のおばちゃん」や大阪・京都・神戸のライバル関係による関西の分断など、身近なテーマにも触れながら、万博に向けて大阪がどのように変化してきているのかを、データや写真を基に紐解く。

◆大阪の人間にとって、1970年の大阪万博は唯一の成功体験だった。祖父が万博、父が花博を経験し、自分が2025年に何かしたいという若手経営者が多い。大阪で代表的なスタートアップの集積地は新大阪駅南側の西中島地区近辺にある「にしなかバレー」と大阪駅前だ。エンジニアを採用しやすいのも特徴となっている。東京に比べるとまだ遅れをとっている部分もあるが、関西の開業率は15年から3年連続で全国平均を上回り、今後も注目が期待される。

◆大阪では開発も盛んだが、注目すべきは西成区の「あいりん地区」だ。インバウンドブームがここを大きく変えようとしている。JRも乗り入れる新今宮駅に隣接する「ホテル新今宮」の客室稼働率は常に8割を超える。あいりん地区周辺では旅慣れた外国人バックパッカーが大阪市中心部などに比べた「値ごろ感」にひかれて宿泊施設に泊まるようになり稼働率が上昇。収入が増えたことで内装の充実や外国語表示など積極的な「設備投資」に取り組む余裕が生まれ、それが一層の訪日客を招き入れる好循環を生んだ。19年の調査でも訪日客数が16年の約2.3倍と関西地区で2番目の伸び率となった。

◆著者は、2014年~19年7月まで日本総合研究所調査部の関西経済研究センター長を勤めていた。今年7月からは、より広い範囲をみるマクロ経済研究センター所長に就任した。2019年度の大阪府「万博のインパクトを活かした大阪の将来に向けたビジョン」有識者ワーキンググループメンバーにも参画している。

内容説明

「大阪はたこ焼きだけではない!」。近年、低迷を続ける関西経済の逆襲が始まった。イノベーションが生まれる「にしなかバレー」と「うめきた」、スーパーシティ「夢洲」の可能性、インバウンドで大きく変わった「あいりん地区」…。1970年代の成功体験を追いかけ、変わる大阪の姿に迫る。

目次

はじめに なぜ大阪は注目されるのか
第1章 あなたの知らない大阪社会
第2章 大阪は「たこ焼き」だけではない
第3章 イメージ刷新!世界の「OSAKA」への道
第4章 万博で何が変わるのか
第5章 なぜ関西の中小企業は「勢い」があるのか
第6章 大阪をみれば日本の未来がみえる
おわりに 地方創生には「路地裏の経済学」が必要

著者等紹介

石川智久[イシカワトモヒサ]
日本総合研究所マクロ経済研究センター所長。北九州市生まれ。東京大学卒。三井住友銀行を経て現職。大阪府の「万博のインパクトを活かした大阪の将来に向けたビジョン」有識者ワーキンググループ委員、兵庫県資金管理委員会委員等を歴任。日本経済新聞十字路など、メディアにも多数寄稿・出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふね

6
#70 関西エリアが持つポテンシャルと万博を見据えた大阪の成長戦略について。関西の未来は明るい!はず。2020/12/25

ゆー

3
大阪人のイメージの悪さ(がさつ、粗雑なイメージ)は、メディアが作り上げているものである事に納得がいった。TVで取り上げられる大阪のおばちゃんは殆どおらず、普通の方ばかりである。こうしたイメージの払拭も他地域からの移住者を増やしたりする一因になるのでは無いかと思った。 今回の万博誘致に付随するIRの設立もカジノ依存症、治安の悪化など批判があるが、そもそも7000億近くかけて作った島が、未だに殆ど活用されていないことの方が問題だと思った。反対する人々に他の活用方法が提案されれば別の話だが…2020/11/25

ジュニア

2
大阪、関西の魅力を人間性、経済、観光の面から解説した本書。大阪育ちで現在東京生活している身からすると、あるあるネタも含めて、楽しく読むことが出来た。東京の人が考える大阪像は極端な場合が多いが、原因としてレッテル貼り、しかも東京側だけでなく大阪の一部(メディア等)が関わっているのも面倒である。東京は政治、経済、文化の中心地でもあり、他県を圧倒する財力もあるがこのコロナ禍でゲームチェンジが起きるかもしれない。もしオリンピックができなかった場合、万博に入れこむ力は凄くなり、1970年と同様の熱を帯びるかも。2021/01/24

るるるん

2
都構想否決されたので読んでみた。 商工会議所などの巨額のお金が動くような企業が頑張って大阪を盛り上げようとしている。 IRなどのリゾート施設はまだ詳しくないので参考文献を探して読んでみようと思う。2020/11/06

裏鬼門

0
ほんまかいな2021/04/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16160925
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。