日経プレミアシリーズ<br> 少子化する世界

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日経プレミアシリーズ
少子化する世界

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  • サイズ B40判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532264017
  • NDC分類 334.3
  • Cコード C1236

内容説明

2100年までの世界の人口の推計データを眺めると、少子化は一部の国で急速に進み、平均寿命の伸びとともに世界に広がっていく。移民で出生率が上がったドイツ、「親になれない」フランスの若者、数よりも子育ての「質」が議論されるイギリス…。新たな課題に直面する欧州各国の動きを学び、日本が進む道を探る。

目次

第1章 なぜ少子化は問題なのか
第2章 フランス―優等生であり続けるのか
第3章 ドイツ―超低出生率から抜け出すのか
第4章 イギリス・スウェーデン―「少子化」から「子育ての質」へ
第5章 「選択」される子育て
第6章 日本の誤解と失敗
第7章 少子化する世界でどう生きるか

著者等紹介

村上芽[ムラカミメグム]
京都大学法学部卒業後、日本興業銀行(現・みずほ銀行)を経て2003年より株式会社日本総合研究所。現在、創発戦略センターシニアマネジャー。専門分野は気候変動と金融、SDGs、子どもの参加論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

那由田 忠

14
あまり読んでいる人がいなけれど、少子化への対策を考える上では参考になることが多い。特に素晴らしいアイディアが出ていないが。フランスが歴史的に少子化対策を追求してきたことについて詳細に説明される。専門書にしか書かれないことを易しくまとめているので、この部分がすばらしい。スウェーデンの説明がもう少しあるべきだし、日本に必要な政策について十分でないかなとは思うが、少子化対策に関心があるに人はぜひ読んで欲しい本である。2020/01/18

ののまる

8
日本は「少産少死」から「人口減少社会」へ。フランス・ドイツなどの出生率アップは、外国人母(移民)が生んでいるが、さて日本はどうする。2019/08/13

hiyu

7
著者の考え、提案についてその是非はともかく、少子化の現状やフランス等の外国の状況が良く理解できた。フランスの状況は意外といえば意外であった。数字だけをみてもわからない状況も垣間見えたし、社会に携わる者すべてが、その立場でその対策を行うものだと理解できた。2020/02/17

犬養三千代

5
少子化の問題点とフランス、ドイツ、イギリス、スウェーデンの現状を描く。日本の問題点も。子供を持つことは大きなリスクだ。義務教育費をいまさら無償にしてもだ。以前読んだ韓国の受験競争を思い出す。 少子化を織り込んだ政策が必要だと思った。2021/01/03

マネコ

5
国が成熟すると少子化になるのはどこも同じようですが、フランスやスウェーデンなど保証は厚く国全体で子どもを育てようという国は若干ですが高い出生率を維持しています。出生率について歴史を踏まえて各国の状況を踏まえ日本だけではない視点が得られる一冊です。2019/11/12

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