出版社内容情報
働き方、人間関係、仕事内容、給料・・一体どこに問題が? 会社には言えない離職者の本音をあぶりだす。「他にやりたいことがあるので・・・」
「留学します」
「家庭の事情で」
――退職する社員が会社に本音を告げる事は少ない。
だからこそ、「優秀な若手が辞めてしまう」という悩みを持つ企業は、本質的な解決に至ることがなく、同じ事をくりかえす。
ただでさえ人手不足のいま、企業の競争力を大きく削ぐことになりかねない。
そこで本書では、
「入社当初からいずれ転職するつもりだった」
「将来が見えない、『こんな風になりたい』という先輩がいない」
「労働と給料が見合わない」・・・・・・
など、会社を辞めた若者の本音を聞き出しながら、
どうすれば、優秀な社員を定着させる事ができるか、リテンション(定着)マネジメントのポイントを説く。
第1章 社員に捨てられる会社
第2章 若手はこうして会社を辞める
第3章 社員が辞める会社・辞めない会社の境界線
第4章 社員の定着のためにできること
――リテンション・マネジメントのポイント
第5章 働き方改革とリテンション
山本 寛[ヤマモトヒロシ]
著・文・その他
内容説明
仕事内容が合わなかったのか、労働環境が不満だったのか、上司や先輩との関係が問題か、それとも給料が…?若手社員が去る会社の問題は一体どこにあるのか。なかなか聞くことのできない退職者の本音を、インタビューから探り出し、社員を定着させるための職場づくりについて、人事担当者・経営者の声からヒントを示す。
目次
第1章 社員に捨てられる会社(期待の若手が去った後…;8割の上司が、「辞めてほしくない部下」の離職を経験? ほか)
第2章 若手はこうして会社を辞める(「本音の見えない退職」が企業を苦しめる?;転職した人の半数以上は新しい会社に満足している? ほか)
第3章 社員が辞める会社・辞めない会社の境界線(辞めやすい会社・辞めにくい会社1 雇用主の魅力度;人材が定着する会社の共通点 ほか)
第4章 社員の定着のためにできること―リテンション・マネジメントのポイント(ポイント1 採用―入社してから対策していては遅い;「入社後のギャップ」は少ない方が良い? ほか)
第5章 働き方改革とリテンション(生産性の前にリテンション!;「副業OK」で会社の魅力は高まる ほか)
著者等紹介
山本寛[ヤマモトヒロシ]
青山学院大学経営学部教授。1957年生まれ。79年早稲田大学政治経済学部卒業。その後、銀行などに勤務、大学院を経て、現職。博士(経営学)。メルボルン大学客員研究員歴任。経営科学文献賞等受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
Shoji
ふぇるけん
き
りー