出版社内容情報
成果は見た目で決まる、根回しも、気遣いも大の得意。米国で起業した著者が、当地の「できる人」の意外な素顔、働きぶりを紹介。
内容説明
アメリカの「できる人」は、日本人が抱くイメージとこんなに違う!気遣い・根回し上等、状況が変われば態度豹変、「できそうに見える」ことを重視する…。現地で長く働く女性起業家が、彼ら、彼女らの実像を豊富なエピソードから紹介。世界共通で成果を上げる人が実践する「頭の使い方、働き方」を探る。
目次
第1章 ワークライフ・バランスなんて要らない
第2章 アメリカ社会に下克上はない
第3章 できる人は見た目が10割
第4章 ボスへの忠誠心は無限大
第5章 空気を読むアメリカ人
第6章 ダイバーシティ社会で働くコツ
第7章 できる人になる11の習慣
著者等紹介
岩瀬昌美[イワセマサミ]
MIW Marketing&Consulting Group Inc.代表取締役社長CEO。名古屋出身。南山大学卒業。サンディエゴ州立大学にてアメリカ学でMAを取得後、三洋電機に初の女性総合職として入社。その後、再渡米しカリフォルニア州立大学ロングビーチ校でMBA取得。Kang&Lee Advertising、AT&T、Kozmo.comを経て、2002年にMIW設立。マルチカルチュラル・マーケティング戦略を数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あすなろ
70
できるアメリカ人が、我々日本人の思い描くイメージと如何に違うか?を書いた本だと思う。できるアメリカ人は、空気読む・上司に忠実…。逆イメージでしょ?そしてその一部のできるアメリカ人は、幼き頃から環境とその開花で人類のために才能伸ばせ・活かせとし、所謂パワーエリートとして我々日本人より公使の隔てなくもっと仕事をする。ファッションだって違う。こういうこと。雑学的に読了。ナルホドと思うこともあり。中でも1番は、彼等できるアメリカ人は、幼き頃からの習慣で、学ぶことを続けること。これは見習う必要が我々にはあると思う。2018/06/07
KAKAPO
33
岩瀬昌美さんが、最も言いたかったんだろうなぁ~と思うことは、あとがきに書いてありました、それは「"働楽(はたらく)"ことは生きること。懸命に働き続けると仕事が楽しくなり、また一生学び続けることが何よりも大切――。」ということ…これが、岩瀬昌美さんが、出会った多くの「できるアメリカ人」から学んだことだそうです。「できるビジネスパーソンへの最短の道は、目の前の仕事を好きになることに尽きると思います。」という言葉には、多くの日本人が考えているよりも遙かに熾烈なアメリカ人が働く環境で、地位を築いた人の説得力が… 2017/08/30
犬こ
22
アメリカの一流ビジネスマンは、仕事の公私混同ありで、勉強量もはんぱなく、一流大学卒、身だしなみ、笑顔も忘れず。学歴社会であるアメリカで、アメリカンドリームをつかむのはアメリカ本国でも至難の業だそう。2017/08/17
ヨータン
15
できるアメリカ人は日本人以上に働くし、体も鍛えていてタフで、部下への面倒見が良く、コンビニの店員にも感謝の意を示し、誰に対しても笑顔をたやさない。なんて素敵なんだろうと憧れてしまいます。でもこのような人ってエリート中のエリートで一握りなんだろうな〜。2018/02/03
Keizy-soze
4
【できるアメリカ人の「仕事の習慣」】 2017年 66冊目。 アメリカで起業し、広告会社を経営する著者の アメリカ人の仕事術について簡潔に紹介。 仕事でアメリカ人と働くことが多いので いくつかの項目は共感できる中、自分の思っていた事とは正反対の項目もあって、為になった。 以下メモ。 ・アメリカ人はワークライフバランスなんてものはない。 仕事とプライベートを分けない。 ・学歴が全て。ガリ勉で得意分野を伸ばす。 ・できる人は見た目が10割。頑強な体と微笑みを忘れずに。 2017/11/21