内容説明
東日本には「佐藤・鈴木」が多い、○藤と藤○は起源が違う、名前が「陽子」なら1970年代生まれ、イスカンダルの語源はアレクサンダー、アメリカ人が愛する名前はマイケル―。日本と世界の名前と名字に係わる法則を解明する、目からウロコの面白セミナー。
目次
第1章 なぜ「田中さん」は西に多いのか―名字にも西高東低(佐藤姓は大名がいなかったから広がった―都道府県別ランキング;なぜ東日本に○藤さんは多いのか;○藤と藤○の謎―実は異なる起源;ヤマザキ、ヤマサキはどこで分かれる?―東日本「濁り」の法則;北に北さん、東に東さん、南に南さん―名字のミステリースポットを歩く)
第2章 陽子さんは1970年代生まれ―名前のトレンドの法則性を解明(心星、愛月、詩空…読めない名前はなぜ増える?;清さんは戦前のメジャーネーム―男性名の流行100年史;70年代で終わった「子」の時代―名前で分かる女性の生まれ年;はると君は21世紀の人気者―「音」で読み解く流行の法則;女性名、2音に人気のわけ―キラキラにも法則?;「さとうひろし」は1万人以上―ニッポンの社長、多い名前と出身地は?)
第3章 クーパーさんのご先祖は?―世界の名字の謎を解く(米国で最も多いのはスミスさん―米国版名字に歴史あり;チャイコフスキーは「チャイカ家の」という意味―世界の「名字の謎」)
第4章 欧米の名前興亡史―マイケルの時代は終わった(ジョージ王子の誕生で異変?―英国王室と名前の流行;マイケルが凋落?―米国名前ランキングの変遷;ジェニファーさんは40代?―米国女性の年齢も名前で分かる?;イスカンダルはアレクサンダー!―名前の変化にロマンあり)
附表 99年分人気の名前ランキング(男性・女性)
著者等紹介
小林明[コバヤシアキラ]
日本経済新聞社生活情報部編集委員。1987年日本経済新聞社入社。長野県出身。慶應義塾大学経済学部卒。流通経済部、政治部、国際部、伊ミラノ支局長、消費産業部次長などを経て現職。伊ボッコーニ大学研究員。2013年伊日財団より「ウンベルト・アニェリ新聞雑誌賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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