日経プレミアシリーズ
金遣いの王道

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  • サイズ B40判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532262242
  • NDC分類 338.04
  • Cコード C1233

内容説明

育ち方がおカネの遣い方に現れる瞬間、「貯める」と「増やす」は分けて考える、60歳を過ぎたら「減蓄」するべし…日頃のおカネの遣い方に始まり、今の日本の問題点、江戸時代に学ぶ教訓まで。リンボウ先生と投資のプロフェッショナルが対談。思わず膝を打つような、ヒントや蘊蓄が満載!

目次

第1章 人品は、金遣いに表れる―おカネと品格(読まない新聞を購読する老婦人の美学;銀座のクラブに見られる、まこと不毛な経済循環 ほか)
第2章 カネは4つの用途に分けるべし―遣い方のセンスを磨く(「遣い方のセンス」を磨く第一歩;林家における「武士は食わねど高楊枝」の美学 ほか)
第3章 日本の「金遣い」に異議あり―資本主義の中の幸福(なぜ日本人には、ジョブズが現れないのか;綺麗で従順な女性社員を登用することなかれ ほか)
第4章 西鶴はポートフォリオを知っていた―江戸に学ぶ金遣いの教訓(東北の若者たちがこれから日本の“志士”となる?;薩摩が幕末の「グローバル人材」を輩出した理由)
第5章 資産は美しく遣いきるべし―「減蓄」ノススメ(人には「学び」「働き」「遊び」3つのステージがある;60歳を過ぎたら「貯蓄」よりも「減蓄」 ほか)

著者等紹介

林望[ハヤシノゾム]
作家・書誌学者。1949年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了。専門は書誌学、国文学。ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等歴任。『イギリスはおいしい』で日本エッセイスト・クラブ賞、『林望のイギリス観察辞典』で講談社エッセイ賞

岡本和久[オカモトカズヒサ]
投資教育家。1946年東京生まれ。米国コロンビア大学留学後、慶應義塾大学経済学部卒。日興證券株式会社入社。証券アナリスト・ストラテジスト業務に従事。92年より旧バークレイズ・グローバル・インベスターズにて代表取締役社長。2005年、個人投資家向け投資セミナーを行うI‐Oウェルス・アドバイザーズ株式会社を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

犬こ

21
想像していた内容とは異なり、江戸時代の貨幣制度から今に至るまで日本人のお金の考えや、アメリカと日本のお金の使い方違いなどなど、お金に関する歴史や文化関連の内容となります。読んで為にはなりました。2016/07/10

メタボン

10
☆☆ 欲望のおもむくままに金を使ってはいけない。前半はお金の節操ある使い方についてわかりやすい議論が続いていたが、後半は学者と投資家の鼻につく時事放談といった感じだった。2014/08/04

ほじゅどー

8
★★★★ 金持ちになるほど下品になる人はお金の奴隷。海外富裕層は寄付をするが、日本の富裕層はお金の使い方を知らないからカジノで大損など下品な使い方をする。自分の内面の充実や強い意志がないとお金の主人にはなれない。人生の目的は《金持ち》になることではなく《幸せ持ち》になること。「内側の富(心の幸福感)=外側の富(財産)× お金1単位あたりの幸福感」60歳を過ぎたら貯蓄はやめて、自分の残せるもの(金融資産とは限らない)を社会や未来に変換していく作業が必要。これが一番難しい。。。2023/06/07

ぼっこれあんにゃ

7
○豊かな富をいかに清く使うか?お金の遣い方に気を配り、お金持ちならぬ「幸せ持ち」に成りましょうと説く。 しかし、浮世離れした暮らしをする二人の対話には、さっぱり説得力がなく、あまり参考にもならない。 ただ、消費、貯金、投資、寄付というお金の遣い道の4分法はなるほどと思う。特に貯金と投資の違いがわかったところは勉強になった。2014/03/07

さとむ

6
最近読んだ楡周平の『「いいね!」が社会を破壊する』には、昨今の書籍新刊点数の増加とそれに反する発行部数減がふれられており、出版業界が「自転車操業」状態にあるとの指摘があった。本作はそれなりの教養本ともいえるが、タイトルとの乖離もあって、「とりあえず出版しました」みたいな、まさに楡氏が嘆いている業界の惨状を象徴しているように感じてしまった。読者にとって多くの書籍を選択できることはよいことだけども、書店にズラリと並んだ新書の山をみると、少し心配にも。今こそ、量に頼るのではなく、質を保つことが大切ではないか。2013/11/29

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