内容説明
単なる無駄話と仕事に活かせる世間話はここが違う。相手の心を開き、本音を探り、信頼関係を築くための話術を、営業のプロが徹底コーチ。場の空気を和らげる話題の選び方、肯定的な状況を作り出す質問術、さりげなく相手をほめる法、本題に持っていくための「仕切り言葉」まで、即役立つテクニック満載。
目次
序章 なぜ、世間話が大切なのか
第1章 人間関係は世間話から始まる
第2章 お天気ばかりが世間話ではない―こんな人の世間話はNG
第3章 世間話には「狙い」が必要
第4章 では、何を話題にすればいいのか?
第5章 うまくいく世間話のための段取り
著者等紹介
高城幸司[タカギコウジ]
1964年生まれ。同志社大学文学部卒。87年リクルート入社。通信・ネット関連の営業で6年間トップセールス賞を受賞。独立起業専門誌「アントレ」を創刊、事業部長、編集長を歴任。05年に人事戦略コンサルティングを手掛ける株式会社セレブレインを設立、代表取締役社長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カッパ
15
世間話なんて無駄だ。と思うならその反論なので読んでほしい。無駄もなく接しないのが人間かなと思う。2016/11/29
ごへいもち
15
なるほどね2013/11/12
薦渕雅春
12
世間話 、無駄だと思ってる人も多いが 本題につながるならば無駄話ではない 、と 。世間話の重要性 、手法 、注意点 等 分かりやすく述べられている 。後書き おわりに では 「世間話でしか相手の本質は見抜けないと思っています 。だから 、あえてくだらない話題を振って反応を見ています」との経営者の言葉さえ紹介されている 。時間に縛られていたり 、時間に余裕がなかったり 、あるいは 心に余裕がなかったりしても 上手い世間話が出来ないかなぁ と 。本著に書かれている事を参考に 実践を積み重ねる必要性を感じた 。2016/12/17
きみたけ
8
イエスセット法、恐るべし。肯定的な質問を3つ続けた後に本題の質問をしてイエスと言わせる。。。下手すると詐欺師の常套手段とも取れますが(^_^;)、真っ当に部下とのコミュニケーションに活かそうと思います。また会話の相づちとして「合間にほめる」も役に立ちそうなので実践したいと思います。2020/09/01
のり
5
世間話は仕事の成果を生み出す引き金になる。仕事は自分ひとりではできない。世間話で仕事の展開は大きく変わる。話題は関係構築の一環と考えるべき。次の仕事につながるきっかけ。世間話で仕事は様変わりする。忙しい人に限って世間話で人を見極めている。長くても10分程度。あくまで本題までのつなぎ役。【世間話の狙い】①信頼構築②情報収集③気分転換④肯定的な状況⑤刷り込み。【世間話のステップ】①基本は質問から始める②自分なりの意見を述べる③ひたすら相手の話を聞く④収穫を確認する。相手を心配する態度で本音を聞き出す。2016/04/02