日経プレミアシリーズ<br> 「新型うつ」な人々

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日経プレミアシリーズ
「新型うつ」な人々

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  • サイズ B40判/ページ数 227p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532261191
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C1234

内容説明

社員に軽く注意をしたら不調を訴え会社に来なくなった、異動や職種転換の後、やる気をなくし休みがちに…20代から50代まで多くの相談者をカウンセリングした著者が、急増する「新型うつ」の実態を事例から掘り起こすとともに、社員を「新型うつ」にしないための対策や、ストレスマネジメント法まで、対処法を提案する。

目次

プロローグ 今、職場で何が起きているのか
第1章 甘えなのか、病気なのか―「新型うつ」とは?
第2章 「新型うつ」になりやすいタイプとは―パーソナリティの問題
第3章 若者だけの問題じゃない―四十代五十代の「新型うつ」
第4章 もしあの人が「新型うつ」だとしたら―対応とマネジメント
第5章 「新型うつ」にならないためのストレス・マネジメント

著者等紹介

見波利幸[ミナミトシユキ]
1961年生まれ。大学卒業後、外資系コンピュータメーカーなどを経て、98年野村総合研究所に入社。グループ会社でメンタルヘルス関連の研修を中心に開発・実施。現在は、エディフィストラーニング(前身はNRIラーニングネットワーク)でメンタルヘルス関連の研修の他、カウンセリングや職場復帰支援、カウンセラー養成の実技指導などに携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hatayan

25
一昔前なら「わがまま、幼稚」ととらえられかねない行動や症状を「新型うつ」という言葉を与えて具体的に解説。 世代を隔てると育った環境が異なり、部下の不調の原因を自分たちと同じ物差しで図りにくくなっていることが違和感を覚える原因とします。 訴えを単なる甘えと切り捨てずに、相手に心を開いてもらいコミュニケーションできる環境を築くことが大切。 脱落しそうな部下を排除するのではなく、親身になって育てる意識を持つ。 管理監督者がメンタルヘルスに理解を深め、同僚と辛抱強く接する必要を説く本であるといえます。2019/02/15

金吾

18
プレッシャーや競争が無い状態で育ち、挫折を知らない状態なのが原因の一つではないかと思います。例では復活している人が多いのでやはり上手いカウンセリングが必要だと感じました。2021/06/04

きょん

13
新型うつへのアプローチがわかりやすく解説されていた。うつだからと腫れ物に触るようにするのではなく、しっかりとそのありようを見極める必要がある。またそのためのスペシャリストの育成が急務と感じた。職場でこのパターンの休職が本当に増えている。自分もストレス耐性を高めていかなくては、、、2015/09/27

akinbo511

13
「新型うつ」ってこんなことだったの!?と拍子抜けしました。本当に、これが「新型うつ」の正体なの?という気もしないでもないけれど、パーソナリティ障害、適応障害と合わさって発現するもので、若者に限らず40代のベテランでも起き得ることだと分かった。 2015/06/25

7a

7
新型うつはモラトリアムの引きずり。モラトリアムとは「なんのためにこの会社にいるのか」「なんのためにこの仕事をするのか」「なんのために生きるのか」という問いに対する答えが出せずにいる状態。だから主体的に考えられずモチベーションが沸かず、逃げてしまう。なんと私も危うい。2019/09/13

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