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日経プレミアシリーズ
環境ビジネス5つの誤解

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  • サイズ B40判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532261054
  • NDC分類 519.13
  • Cコード C1234

内容説明

2010年、電気自動車の大量生産、地球温暖化問題に関する国際会議の迷走など、環境ビジネスにとってポジティブ、ネガティブ両面の現象が起きた。それらを額面通り受け取らず、背後にどのような流れがあるかを理解することが重要だ。環境ビジネスに関する主な誤解と対処法を述べ、リスクの見抜き方を伝授する。

目次

第1の誤解 クリーンエネルギーは、増やせば増やすほどエコである
第2の誤解 電気自動車は異業種、中小・ベンチャー企業を中心に短期間で成長する
第3の誤解 太陽光発電は「固定価格買い取り制度」(FIT)によって健全に成長した
第4の誤解 バイオ燃料は環境に優しいエネルギーである
第5の誤解 日本の技術力は、世界の水ビジネスをリードしている
終章 地方インフラを輸出する「スモール・スマートシティ(SSC)構想」

著者等紹介

尾崎弘之[オザキヒロユキ]
東京工科大学大学院教授。東京大学法学部卒業、ニューヨーク大学MBA修了、早稲田大学大学院博士後期課程修了。博士(学術)。1984年、野村證券入社、米国現地法人などに勤務。モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス投信執行役員、SBIグループ関連会社常務取締役などを経て、2005年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アメフトファン

25
今までの環境ビジネスに関する常識を色々な事例から崩しているところが参考になりました。例えば電気自動車になったら従来の自動車メーカーに代わりベンチャー企業が沢山出て来てまるでプラモデルのようになるという常識は間違いなんですね。バイオ発電に関する嘘についてもなるほどなと思いました。勉強になった一冊でした。2014/11/17

けん

1
かなり細かい所まで突っ込んでる印象。プラモデル化する電気自動車で新規参入企業が乱立という定説を否定したり、水メジャーが各国インフラを独占する仕組みを解説したりと、面白いことはいっぱい書いてあるけど、これら固有名詞を見慣れてない人には読みにくくてイライラするかも。2011/03/12

Naohiro Tamaki

0
各ビジネスに多少ふみこんで書いており、検証に値する。ただ、最終章のスモールスマートシティで急激にふわふわした話になる。2016/01/07

なーちゃま

0
2周目。やはり良書。特に太陽光発電の上流システムがよく理解出来た。最近はどうやらパネルのリサイクルや廃棄に関しても進んでおり、ネクストエナジーはリサイクルに、北九州市はリサイクルに尽力しており80%のリサイクルに成功しているらしい。バイオマスについては現状を研究したい。2022/06/07

なーちゃま

0
1周目。2011年新春に書かれたということは東日本大震災の前。こんな早くからきちんと5つの誤解について分かりやすく解説している本があるなんて驚いた。第2の誤解「EVは中小・ベンチャーを中心に短期間で成長する」に関しては、どこまで当たっているのか分かりかねるが、EUの2035年までにハイブリッド車廃止などEVにスイッチングしていかねば今後の自動車業界の潮流に乗り遅れるような世界が2022年である。特にLCAの観点からバイオ燃料を考えた「第4の誤解」は全国民に読んでほしい。2022/06/07

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