日経プレミアシリーズ
キリスト教で見るもうひとつのアメリカ

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  • サイズ B40判/ページ数 211p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532260859
  • NDC分類 192.53
  • Cコード C1214

内容説明

大統領演説に隠されたメタファーとは?男性名にトムやジョンなどが多いのはなぜ?―どんなに語学が堪能でも、聖書を知らなければアメリカはわからない。政治経済などの国際ニュースから映画・ロック音楽まで、身近な話題からキリスト教文化の常識をやさしく解き明かす。

目次

第1章 ルーツは聖書の中にある―暮らしに根づくキリスト教(新聞の中の一文からキリスト教がみえてくる;「使徒」ってつまり、何なのか? ほか)
第2章 オバマは「ヘロデ王」か?―キリスト教の倫理観(オバマが「ヘロデ王」と例えられたのはなぜ?;ヘロデ王が「幼児虐殺」をしたとされる背景は ほか)
第3章 アメリカ経済は「岩の上」?―聖書で読む大統領演説(米国経済は「岩の上」?;‘house upon a rock’に秘められた大きな意味 ほか)
第4章 アメリカの「ゴールデン・ルール」とは―政治・経済とキリスト教(故・ダイアナ妃はなぜ手袋を脱いだのか;豚インフルエンザでキスの禁止令? ほか)
第5章 Godなくして英語はわからない(「アーメン」とは何のこと?;イエスの別名はThe Amen ほか)

著者等紹介

石黒マリーローズ[イシグロマリーローズ]
1943年レバノン・ベイルート生まれ。1972年来日し、翌年日本人実業家と結婚。1983年レバノン文化教育センターを設立し、館長となる。大阪大学その他多数の大学で言語学と異文化理解などについて教鞭をとる。海外にたびたび渡航し、アメリカでは多くの青少年刑務所および鑑別所を慰問。現在はエッセイストとしても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BATTARIA

1
オバマ演説を切り口に、キリスト教と聖書がいかにアメリカ人にとって不可欠か、という着眼点は面白い。 だが、書かれた時期を割り引く必要があるとはいえ、すっかりメッキがハゲたオバマ大統領からは、何とも色褪せて見える。 それ以上に、英語学習に聖書の理解は必須というのも、一面の真実を突いてはいるけど、そもそもの話、聖書の大元は英語じゃなくてギリシャ語で書かれていたことを思うと、あまり声を大にしていうのもどうかと思う。 (英語の聖書も、訳者次第で結構言葉の違いがあると、著者自身が書いているし)2015/03/16

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