内容説明
「笑う門には福来る」って本当?吉本興業のお笑いを見たらガン細胞を攻撃するNK細胞が動き出した。落語を聞いたら関節リウマチの炎症が和らいだ―。笑いの健康効果に着目するドクターが、数々の実験、臨床例を紹介しながら人の心と身体の謎に迫る。
目次
第1章 笑って延ばそう「健康寿命」
第2章 笑い医学のパイオニア、ノーマン・カズンズ
第3章 「心」と「体」のしくみ
第4章 人は笑う生命体
第5章 こんなにもある笑いの健康効果
第6章 女は男も涙を流そう!
第7章 笑いはどうして健康に良いのか?
第8章 ストレスは心臓の大敵
第9章 笑いは苦しみ悩む人間に与えられた贈り物
著者等紹介
伊藤一輔[イトウカズスケ]
国立病院機構函館病院副院長。1947年北海道生まれ。71年弘前大学医学部卒業。専門は循環器内科・循環器心身医学。北海道大学循環器内科、東京女子医大付属日本心臓血圧研究所、国立病院機構西札幌病院を経て、2005年より現職。日本笑い学会理事と同学会の北海道支部長を務め、笑いと健康に関する講演を各地で行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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つね
17
笑って過ごす方が良いに決まっているけど、そんなに楽しい出来事には出会わないなぁ・・・と日頃から思っていて手に取った。残念ながら期待した内容ではなかったが、なるほどと思ったことがあった。人間とは心や感情から老化する。海馬よりも先に前頭葉が萎縮する。前頭葉は人間で最も発達した人間脳であり、意欲や創作や感情に影響を与えている。「面倒くさい」「もう歳だから」等の言葉が出てくると老化の第一歩。「人間の機能は使わなければ衰える」大原則らしいので、笑いを求めて、面倒くさいけど刺激を与えよう、もう歳だから・・・2017/09/03
ユウユウ
3
笑うところに福来たるの真実!2025/04/28
taa
1
笑いがナチュラルキラー細胞を増殖させる。 これは身をもって経験しているからとても納得できた。 過度なストレスは循環器系へ大きなダメージを残す。 日本の企業はこれを肝に銘じ、本当の意味での働き方改革に取り組んでもらいたい… いや、まずは自分が実践して見せるべきですね…笑2020/10/04
shishi
0
[A]案外面白かった。笑いの効果を科学的に説明している本だけれど、著者が機知に富んだ人なので、笑いを多角的に考察している点が良い。2013/05/23
korokoro
0
ストレス解消法は、感謝の心2010/01/23
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