日経ビジネス人文庫<br> 純粋機械化経済〈上〉―頭脳資本主義と日本の没落

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日経ビジネス人文庫
純粋機械化経済〈上〉―頭脳資本主義と日本の没落

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  • サイズ 文庫判/ページ数 270p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532240196
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C0133

出版社内容情報

AIがもたらす人類の変化に、世界は震撼する。

AIの普及が生み出す純粋機械化経済。我々はこれから劇的な変化を目撃する--。歴史・技術・思想など多角的な視点から未来を問う。

 ベストセラー『人工知能と経済の未来』の著者による力作、『純粋機械化経済』を、上下刊に分けてビジネス人文庫化します。

 2030 年頃にAI は、人間と同等になったり人間を超えたりはしないものの、人間の知的振る舞いをぎこちまねる程度には進歩している可能性があります。人間の知性に近いそのようなAI を手にしたものが、次世代の経済的覇権や政治的覇権を手にすることになるのです。
 それゆえ、AI の進歩の遅れている日本のような国は没落し、進んでいる中国のような国は飛躍的に経済力や軍事力を伸ばして、覇権国家となるでしょう。AI 時代に世界は大きく分岐するのです。
 本書は、AI が持つ暴力的なまでの巨大な力の正体とそれが一体どんな便益や害悪をもたらすのかを明らかにします。

 上巻では、本書を読み進めるのに必要な基本的な知識を提供。AIがどのような技術でどこまで人間の知的振る舞いを真似ることができるのかについて検討します。さらに、AIがどのように人々の雇用を奪ったり、格差を拡大させるのかを論じます。

内容説明

急速に進化するAIは爆発的な経済成長をもたらす一方で、多くの雇用を破壊し格差を拡大させる。AIはどのような技術で、どこまで人間の知的振る舞いを真似ることができるのか。完全に立ち遅れた日本にはどのような未来が待ち受けているのか。

目次

第1章 AI時代に日本は逆転できるか(ディープラーニングが知覚の扉を開いた;第四次産業革命;覇権を握るのはどの国か ほか)
第2章 人工知能はどこまで人間に近づけるか(ニューラルネットワークの隆盛を予見した哲学者たち;今の人工知能に何ができて何ができないか;人工知能に言葉の意味が理解できるか ほか)
第3章 人工知能は人々の仕事を奪うか(技術的失業の実際;アメリカにおける技術的失業;日本における技術的失業 ほか)

著者等紹介

井上智洋[イノウエトモヒロ]
駒澤大学経済学部准教授。専門はマクロ経済学、貨幣経済理論、成長理論。慶應義塾大学環境情報学部卒業、IT企業を経て、早稲田大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。2017年から現職。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

禿童子

33
経済学者がAIを論じるというのに惹かれて手に取った。話題やエピソードが豊富なので読みやすい。「日本の没落」は刺激的な惹句だ。問題は、純粋機械化経済(AIが労働をすべて置換するという意味か?)を必然と捉えて、それにどう対処するのかというテーマにどのような回答を用意しているかだ。下巻を読まないことにはわからない。2023/03/21

miu_pal

2
とても良い本だと思う。単に技術面、経済面のみでAIを語るのではなく、哲学と歴史の領域を視野に収め、AIが人間・社会・歴史に何をもたらすのかということを語っている。読み物としてとても面白い。元本は2018年の出版だが、論調で古びてしまってる部分はほとんどない。AIの技術的発展は既定路線としながら、それらが人類にバラ色の未来ばかりをもたらすわけではないとしているところも信頼出来る。「不老階級」と「不要階級」の階級分化といった話題も紹介しているが、そうした話をするのならもっとはっきり、AIは経営者と資本家と…2023/02/11

☆ツイテル☆

2
フライヤー2022/02/25

konomichi

1
サクッと上巻、だん。 あまり、目新しいことないなあ、と思ったら、この人の前著『人工知能と経済の未来』の増補改訂版的な物らしい。なので、再読みたいなものか。2024/07/31

だんだん

1
色々と話しが縦横無尽な感じで、上巻を読み終わった現在、内容についていけているのか、自信なし(汗)だが、刺激的な内容だった。人間の脳に匹敵するものを作るアプローチとして、色々な手法があることなんかを初めて知ることができたりで面白かった。2022/06/17

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