日経ビジネス人文庫<br> 「不確実性」超入門

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日経ビジネス人文庫
「不確実性」超入門

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532240103
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C0133

出版社内容情報

「想定外」が避けられないなら、
私たちはどう備えればいいのか。

リスクと向き合い続ける金融市場のプロが、
不確実性の本質とそれに対処するための方法論を、
幅広い事例とともに解説。

「想定外の時代」をサバイブする必須の教養書。

なぜ一流の学者でも市場の乱高下を予測できないのか。
コロナショックは本当に予測できない事態だったのか、
なぜもっとうまく対応できなかったのか……。

複雑化する現代社会では、不確実性の影響はますます大きくなっている。
世界にそもそも備わっている本質的要素である不確実性をよく理解し、
その性質を前提とした新たな世界の捉え方を伝える決定版。

※本書は『不確実性超入門』(ディスカヴァー・トゥエンティワン/2016年4月)を文庫化にあたって110頁超の大幅加筆をしたものです。

内容説明

コロナショックは本当に予測できない事態だったのか、なぜもっとうまく対処できなかったのか。一流の学者でもなぜバブルの発生と崩壊を予測できないのか…。リスクと向き合い続ける金融市場のプロが不確実性の本質とそれへの備えを、古今東西の幅広いケースと共に解説。「想定外の時代」をサバイブする必須教養。ロングセラーに大幅加筆の決定版。

目次

第1章 ランダム性―予測不能性が人を惑わす
第2章 フィードバック―原因と結果の不釣り合いが直感を欺く
第3章 バブル―なぜ「崩壊するまで見抜けない」のか
第4章 人間の心理バイアス―失敗はパターン化される
第5章 CASE1 トランプ・ショックとトランプ・ラリー―予想外が予想外を生む
第6章 CASE2 コロナ・ラリーと常勝神話の崩壊―AIと不確実性
終章 人生を長期的成功へと導く思考法
巻末資料 より詳しく学ぶためのブックガイド

著者等紹介

田渕直也[タブチナオヤ]
金融アナリスト、コンサルタント。(株)ミリタス・フィナンシャル・コンサルティング代表取締役。シグマインベストメントスクール学長。1963年生まれ。1985年一橋大学経済学部卒業。日本長期信用銀行(現新生銀行)入行。デリバティブの商品開発、ディーリング業務に従事。2000年よりUFJパートナーズ投信(現三菱UFJ投信)にてチーフファンドマネージャーとして債券運用、ストラクチャード・プロダクツへの投資などを担当。その後不動産ファンド運営会社社長、生命保険会社執行役員を経て2012年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ドルーク

6
極端な出来事は、統計的な確率以上に起こりやすい。それは、人の恐怖などによる自己増幅的フィードバックがあるため。ランダム性や、複雑な事象を予測することは困難なことは踏まえた上で、多くのことを試し、失敗は受け入れること。失敗を受け入れて損失を最小に抑えることが大事。しかし、人間にはそれが難しい。自己を正当化したり、恐怖により間違ったり、バイアスのかかった判断をしてしまう。しかし、そのようなメカニズムを理解することで、大きな損失を防ぎ、トータルの得失点差を良くするような考え方を心がけたい。2021/12/25

そろけん

6
不確実性の本質について金融史に残る代表的な恐慌を例に解説されている。不確実性へどのように備えることで大きな失敗を未然に防ぎ長期的な人生の安定性をもたらす事が出来るか解かれており非常に有益であった。不確実性の本質が「ランダム性」と「フィードバック」の2つの源に分けて説明されており、特に後者は初めて聞く興味深い内容であった。大恐慌など稀な出来事の発生確率が正規分布のように減少せずにべき分布のように頻繁に発生するという指摘には納得。コンセンサスと逆方向にこそモノゴトは大きく動く裏には人々の焦りや恐慌があるという2021/10/29

kuu

5
これを読むと人の心理バイアスはビジネスと相場では逆に働く事がよく理解できるように思った。相場では失敗パターンとなる自信過剰と自己正当化バイアスはビジネスでは絶対に必要だしそれがないと人はついてこない。ビジネスがうまい人は相場で失敗する、という理由が理解できた。成功するのはたまたまであり、成功例ではなく失敗例から学ぶこと、最悪事態を想定して準備をしておき、失敗したときは過去ではなく今を基準に損切りすること、はビジネスでも相場でも共通事項と思うので、肝に命じたいと思う。再読したい良著でした。2024/04/06

のり

5
勉強になる。"未来=既に起きた未来+不確実性"既に起きた未来とは、日本はこれから少子高齢化が進むという予測可能な未来のことをいい、不確実性とは予測不可能な未来のことをいう。人にできることは、この既に起きた未来を知るための努力しかできない。不確実性に関しては、結果が結果を呼ぶ連鎖により、良いことも悪いことも自己増幅的に増えるため対処することは不可能である。そのため、既に起きた未来に関しては最善の努力をしつつも、不確実性に関しては、環境の変化に合わせて失敗も許容できるぐらいの柔軟さで向き合うことが必要となる。2024/03/02

沈黙の魔女。

5
ブラウン運動が学問的にこんな具合に発展していたのが感慨深いです。2022/04/28

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