日経ビジネス人文庫<br> 戦略の世界史〈上〉―戦争・政治・ビジネス

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日経ビジネス人文庫
戦略の世界史〈上〉―戦争・政治・ビジネス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 676p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784532240073
  • NDC分類 391.3
  • Cコード C0131

出版社内容情報

■大国や大企業の命運をかけた決断から、個人の日常生活におけるさまざまな行動にかかわる意思決定まで。強者か弱者か、職業、社会的地位を問わず、誰もが、あらゆる組織が必要としている戦略。それは、いつから人間の世界に登場し、どのように用いられ、変容してきたのか? 
■聖書の世界から、ペロポネソス戦争、ナポレオン戦争、ベトナム戦争、イラク戦争などの戦争や軍事戦略、そして、革命運動、公民権運動、大統領選挙戦など政治との関わり、さらにアメリカ巨大企業の経営者、経営戦略家によるビジネス革命まで、広大な視野のもとに戦略の変遷を論じる。また、神話、歴史書、文学、哲学、経済学、社会学、心理学、政治学など多様な分野にわたり、人間と戦略の関わりを解き明かし、戦略とは何か、を追究する。
■上巻では、戦略の起源を、聖書、古代ギリシャ、孫子、マキャベリ、ミルトンに探り、ナポレオン、ジョミニ、クラウゼヴィッツ、モルトケ、マハン、リデルハート、マクナマラ、カーン、シェリング、ロレンス、毛沢東などの軍事戦略、トルストイの思想を取り上げ、そして弱者の戦略として政治的な戦略の軌跡を、マルクス、エンゲルス、バクーニン、レーニンなどの革命家、ウェーバーら社会学者の思想に探る。

内容説明

旧約聖書、ギリシャ神話から、マキャベリ、ナポレオン、クラウゼヴィッツ、リデルハート、シェリングなどの戦略家の思想や古今の軍事戦略、革命運動、公民権運動、大統領選挙、現代企業の経営戦略、ゲーム理論、行動経済学などの社会科学理論にいたるまで、広大な視野と豊富な題材をもとに人類史を貫く一大テーマ、「戦略」の変遷を描き出す。

目次

第1部 戦略の起源(戦略の起源1:進化;戦略の起源2:旧約聖書;戦略の起源3:古代ギリシャ;孫子とマキャベリ;サタンの戦略)
第2部 力の戦略(新たな戦略の科学;クラウゼヴィッツ;欺瞞の科学;殲滅戦略か、消耗戦略か;頭脳と腕力;間接的アプローチ;核のゲーム;非合理の合理性;ゲリラ戦;監視と情勢判断;軍事における革命;戦略の達人という神話)
第3部 下からの戦略(マルクスと労働者階級のための戦略;ゲルツェンとバクーニン;修正主義者と前衛;官僚、民主主義者、エリート)

著者等紹介

フリードマン,ローレンス[フリードマン,ローレンス] [Freedman,Lawrence]
ロンドン大学キングス・カレッジ戦争研究学部名誉教授。国際政治研究者。核戦略、冷戦、安全保障問題について幅広く著作・執筆を行う。マンチェスター大学、ヨーク大学、オックスフォード大学で学ぶ。オックスフォード大学ナッツフィールド・カレッジ、英国際戦略研究所、王立国際関係研究所を経て、キングス・カレッジ戦争研究学部教授に就任

貫井佳子[ヌキイヨシコ]
翻訳家。青山学院大学国際政治経済学部卒業。証券系シンクタンク、外資系証券会社に勤務後、フリーランスで翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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紙狸

19
原著は2013年刊行。日本語訳は18年、文庫化は21年。著者は英ロンドン大学キングス・カレッジ戦争研究学部名誉教授。この本(上下合わせて)の特徴は、扱う分野が広範なこと。「戦略」を巡って話が進む。まえがきに「戦略とはパワーを創り出すアートなのである」と書いておいて、第1章以下チンパンジーの生態、旧約聖書、古代ギリシャ、孫子、マキャベリと進行。紙狸にはついていけぬところも。クラウゼヴィッツ以降、近代の軍事思想の話になってほっとした。チャーチルにとって戦略は「絵画に近い芸術的なものだった」。2023/04/08

緋莢

16
<現代において一般的になっている一つの定義では、戦略とは、目的と方法と手段のバランスの維持、 目標の特定、その目標を実現するうえで利用可能な資源と手法にかかわるもの、とされている>(まえがきより) チンパンジー、旧約聖書、古代ギリシャという戦略の起源から始まり、『兵法』の孫子、『君主論』のマキャベリ、 『戦争論』のクラウゼヴィッツ辺りで、まだ200ページ。〝囚人のジレンマ”など、自分でも何となく 知っている用語も出てきますが(続く2023/10/17

ちょこも

2
最初はクラウゼヴィッツから入ってふんふんそうなのね、と軽いタッチで読み進めるも、フランス革命あたりから雰囲気がガラッと変わり、いつの間にかマルクスとその後の系譜に入り、やにわ難解に。上巻終盤は息も絶え絶え、果たして下巻は最後まで読み切れるか?2022/12/10

水煮丸

1
「戦略の世界史」という題通り歴史を辿るのだが、第1部「戦略の起源」の1章は、なんとチンパンジーから始まる。第2部の「力の戦略」は軍事戦略に関する議論、第3部「下からの戦略」は政治に関する議論で、マルクスから始まり上巻最後は社会学の話へたどり着く。語られるものが広範で内容は難解、本書自体も大部。眠気に襲われながらどうにか読み終えた。2023/10/02

Sumi

1
やっと、上を読み終わった。文字数が多いが内容はとても面白かったが、理解出来たかと言われると難しい。 戦略の起源から始まり神話、宗教、思想、戦争、戦略、研究、政治、などなど。色んなことが結びついて絡みついて。 上のまえがきだけで、眠くなってしまうが、下も読破したら、もう少し世の中とか世界情勢とか理解出来るといいな。2022/07/04

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