日経ビジネス人文庫
V字回復の経営 (増補改訂版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 504p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532240035
  • NDC分類 335
  • Cコード C0134

出版社内容情報

「2年で黒字化できなければ、退任します」――。自ら退路を断つことで社員の甘えを殺し、皆を巻き込む「戦略」で一気呵成に勝ち戦へ転じる。「V字回復」という言葉を流行らせたベストセラーの増補改訂版。

内容説明

「2年で黒字化できなければ、退任します」。戦略的なアプローチと覚悟(高い志)を武器に、不振事業の再建に挑む黒岩莞太。黒岩が率いるタクスフォースのメンバーは、社内の甘えを断ち切り、業績回復を実現できるのか。実際に行われた組織変革を題材に迫真の物語で企業再生のカギを説く。不朽の名作に対談を加えた増補改訂版が、ついに文庫化!

目次

プロローグ 不振事業をいかに蘇らせるか
第1章 見せかけの再建
第2章 組織の中で何が起きているか
第3章 改革の糸口となるコンセプトを探す
第4章 組織全体を貫くストーリーをどう組み立てるか
第5章 熱き心で皆を巻き込む
第6章 愚直かつ執拗に実行する
エピローグ 事業変革の成功要因
対談 『V字回復の経営』成功への道のり

著者等紹介

三枝匡[サエグサタダシ]
株式会社ミスミグループ本社シニアチェアマン・第2期創業者。1967年一橋大学経済学部卒業。三井石油化学を経て、20代でボストン・コンサルティング・グループの国内採用第1号コンサルタントとして、東京、ボストンで勤務。スタンフォード大学でMBAを取得後、プロ経営者になることを志し、30代で赤字会社2社の再生とベンチャーキャピタル会社の経営を各社代表取締役として経験。41歳の時に(株)三枝匡事務所を開設。不振企業に役員として参画するターンアラウンド・スペシャリスト(事業再生専門家)として16年間活動。2002年ミスミグループ本社の社長CEOに就任。同社を社員340人の商社からグローバル1万人の国際企業に変身させた。取締役会議長を経て2018年4月から現職。経営者活動の傍ら一橋大学ビジネススクール客員教授など教壇にも立つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kubottar

16
駄目な会社をどうよくするか?毎月お給料が振り込まれさえすれば毎年赤字でも気にしなくなるのは怖い。2022/01/19

Roy

2
事業再生の専門家である著者が小松での事例をもとに赤字に陥っている大企業の組織をどのように立て直したのか小説として書かれている本 まず最初に強烈な反省論、組織内の人間が今の悪くなっている原因が自分事として自分が悪かったと感じられる分析が重要である。 2022/09/24

しょう

2
三枝匡さんの小説形式の著作のうちの一冊。人員削減ありきではなく、人材を活用し、さらに経営人材を育成しながら、不採算事業の立て直しを実現するプロセスを描写。改革9つのステップとして、1期待のシナリオ、2成り行きのシナリオ、3切迫感、4原因分析、5シナリオ、6決断、7現場への落とし込み、8実行、9成果の認知が掲げれており、それぞれの具体的な作業が生々しく記述されている。人事的な観点でも、行動・マインドに影響を与えるためには、先に戦略とビジネスプロセスを準備する必要があることが改めて勉強になった。2022/09/04

asuka

2
☆1つ(5つ満点)会社の課題図書。実話をもとにした小説だっていうからまあ読んでみたけど、これを小説と呼ぶのはいかがなものか。えらい時間がかかってしまった。感想は…そもそも女性は全員家庭にいて「内助の功」の存在なのが古すぎる。最終的には土日出勤・残業当然の「気力」を奨励しているのも昭和かね?海外のベンチャーはモーレツに働いてるっていうけど、そのぶん夏休み一気に3週間とかとってるからね? 課題図書もう一冊あるけど、上質な小説を読まないと死んでしまうから後回しにさせてくれ。2022/05/19

TETSUYA

2
とりあえず読了。2回目はしっかりメモなど取りながらやるつもり。2021/12/22

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