出版社内容情報
大好評書き下ろし世界史シリーズ最新作。 純愛、結婚、野望、復讐、逆転…世界史を動かした女性たちの波瀾万丈の人生とは。
内容説明
敵将を泥酔させ討ち取った寡婦ユディト。フランス王と離婚してイングランド王と再婚した「欧州の母」アリエノール。「カノッサ事件」を通して神聖ローマ皇帝に復讐を果たしたトスカナ女伯マティルダ。彼女たちはなぜ戦い、どうやって歴史を動かしたのか。25人のエピソードを解説。
目次
ヘレネ―トロイ戦争の原因となった王女
ユディト―奇策で街を守った『旧約聖書』の英雄
クレオパトラ―ローマへの抵抗と古代エジプトの終焉
ガッラ・プラキディア―ローマ帝国滅亡を見据えた皇女
テオドラとイレーネ―ヨーロッパを守った皇后、ヨーロッパを築いた女帝
ブルンヒルド―暗殺合戦の果てに築いた中央集権
則天武后と楊貴妃―唐帝国を揺るがしたふたりの寵姫
マティルダ・オブ・フランダース―ノルマン朝イングランド建国の立役者
トスカナ女伯マティルダ―因縁と復讐とカノッサの屈辱
アリエノール・ド・アキテーヌ―ふたりの王と結婚したヨーロッパの祖母
ジャンヌ・ダルク―救国の英雄は19歳
カトリック両王イサベル―日の没することなき帝国へ導いた
クリスチナ女王―領土を求めず王位にこだわらず
アン・ボニーとメアリ・リード―海賊という新時代の生き方
マリア・テレジア―戦乱と栄光をもたらした国母
ポンパドール夫人―ペチコート同盟を実現した公妃
エカチェリーナ2世―帝国を拡大させた情愛と啓蒙思想
ストウ夫人―南北戦争を引き起こした一冊の著作
ヴィクトリア女王―パックス・ブリタニカとともに生きた
ウジェニー―敵も認めた外国生まれのフランス皇后
西太后―皇帝専制制度をめぐる戦いの果て
キュリー夫人―2度のノーベル賞と原子力時代の先駆け
著者等紹介
関眞興[セキシンコウ]
1944年三重県生まれ。東京大学文学部卒業後、駿台予備学校の世界史講師となる。2001年に退職し、歴史関係の本の著作・監修を多く行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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