出版社内容情報
日本円だけでは足りない。将来のインフレに備えよう。人気アナリストが富裕層の成功例を紹介しながら、外貨建て投資の勘所を教える。
内容説明
万一の円暴落や将来のインフレに備え、余剰資金の一部を外貨資産で持とう。人気アナリストが、6人の富裕層のインタビューを行い、成功の要諦を抽出しながら、外貨建て投資の勘どころを教える。文庫化にあたり、市場環境の変化を大幅改訂。
目次
第1章 なぜ「外貨投資」が必要なのか?(世界の富裕層と日本の富裕層;日本人の外貨投資;世界から見た日本円の価値)
第2章 米ドルを持つことの意味(なぜ、米ドルなのか;米ドルの歴史;米国経済成長のドライバー;一時は第2の基軸通貨と言われたユーロ;新興国通貨に投資する際、注意すべきこと)
第3章 富裕層は「減らさない」が基本(米ドルを増やすという考え方;投資信託を通じて海外に投資する;富裕層の取引が増えている仕組債;外貨建て分散投資のススメ;GPIFはどのような運用をしているか)
第4章 富裕層は外貨投資が常識(投資が趣味?;投資も人生もタイミングがすべてだ!;「自分のお金ではない」という認識;「今の値段で未来が買える」の意味とは;何でも実験したくなる;お金や人は、後からついてくるもの)
第5章 私たちが参考にできること(「特別なこと」ではない;参考になること、実践できること)
著者等紹介
尾河眞樹[オガワマキ]
ソニーフィナンシャルホールディングス執行役員兼金融市場調査部長チーフアナリスト。ファースト・シカゴ銀行、JPモルガン証券などの為替ディーラーを経て、ソニー財務部にて為替リスクヘッジと市場調査に従事。その後シティバンク銀行(現SMBC信託銀行)で個人金融部門の投資調査企画部長として、金融市場の調査・分析、および個人投資家向け情報提供を担当。2016年8月より現職。テレビ東京「Newsモーニングサテライト」、日経CNBCなどにレギュラー出演し、金融市場の解説を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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