日経ビジネス人文庫
ザ・会社改造―340人からグローバル1万人企業へ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 489p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784532198893
  • NDC分類 336
  • Cコード C0134

出版社内容情報

12年間にわたる改革の連鎖=会社改造がグローバル企業を生み出す! 経営者自らが戦略と実戦の軌跡を著した話題作、待望の文庫化!

内容説明

実話をもとにした企業変革ドラマ。社員340人からグローバル1万人企業へ―。驚異の成長は、決して偶然ではない。戦略性、論理性に裏打ちされた「改革の連鎖」が会社を変身させたのだ。その時、現場で何が起きていたのか。上場企業経営者として実践した改革を自ら描く、熱きドラマ。比類なき事実に、経営の真髄を見る。

目次

プロローグ 「会社改造」の勝負に挑む
第1章 会社改造1 「謎解き」で会社の強み・弱みを見抜く
第2章 会社改造2 事業部組織に「戦略志向」を吹き込む
第3章 会社改造3 戦略の誤判断を生む「原価システム」を正す
第4章 会社改造4 成長を求めて「国際戦略」の勝負に出る
第5章 会社改造5 「買収」を仕掛けて「業態革新」を図る
第6章 会社改造6 「生産改革」でブレークスルーを起こす
第7章 会社改造7 時間と戦う「オペレーション改革」に挑む
第8章 会社改造8 「元気な組織」をどう設計するか
エピローグ 「戦略」と「熱き心」の経営

著者等紹介

三枝匡[サエグサタダシ]
株式会社ミスミグループ本社シニアチェアマン、第2期創業者。1967年一橋大学経済学部卒業。三井石油化学を経て、20代でボストン・コンサルティング・グループの国内採用第1号コンサルタントになり、70年代の世界的な経営戦略論の黎明期に東京、ボストンで勤務。その後、スタンフォード大学でMBAを取得。プロ経営者になりたいとの志を抱き、30代で赤字会社2社の再生とベンチャーキャピタル会社の経営を各社代表取締役として経験。41歳の時に(株)三枝匡事務所を開設。不振企業に役員として参画するターンアラウンド・スペシャリスト(事業再生専門家)として16年間にわたり活動。2002年、東証1部上場企業ミスミグループ本社の社長CEOに就任、2014年に取締役会議長、2018年4月から現職。同社を社員340人の商社からグローバル1万人を超える国際企業に変身させた功績により、取締役会から第2期創業者の称号を与えられた。ミスミの経営の傍ら、長年にわたり一橋大学ビジネススクール客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

99
私はビジネスコンサルなる人種を信用していない。高い金を取って綺麗な絵巻物は用意するが、言うのとやるのは大違い。それならお前らがやってみろと言いたい。だが、それを実際にやった人物がこの著者三枝氏である。コンサルから請われて社長に就任。一部上場とはいえ社員数百人のドメスティック企業ミスミを社員一万人のグローバル企業に育て上げた。その一部始終がここにある。実に興味深い内容であり、目から鱗な話も多く、気になる点が付箋だらけになった。事業戦略、経営戦略に携わる人には読んで損がない一冊。文句無し五つ星です!★★★★★2019/03/19

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

95
再読。三枝氏のビジネス本四部作の総まとめ。事業再生コンサルから一部上場企業の経営者としていかにミスミを成長させたかと言う記録。もちろん、自画自賛の分はあるだろうし、彼のやり方についていけずに会社を去る人もいただろう。だが、「事業戦略とは何か」「正しいコスト解析の手法とは」「企業買収後のPMI」「生産改革」などなど、事業経営のあらゆる場面でどのように考え、行動すべきかが記された教科書である。組織の戦略、意思決定に携わる人であれば読んで損は無いと言うか、一度は読むべき本である。再読しても五つ星です!★★★★★2021/05/29

なの

16
やる気になる本。手遅れかもしれないけど、それでも立ち上がりたくなった。新たに本を仕入れたので、まずは勉強からはじめる。連休を有意義にしたい。2019/04/28

takam

15
三枝匡さんの恐ろしいほどの気迫を感じる。自分も社会人になって7年が経とうとしているものの、三枝さんの仕事とは程遠いほどの粗雑な仕事をしていないことに気づく。言い訳をせずに、プロフェッショナルな仕事をするために必要なメンタリティや徹底的に考え抜くことの大事さを痛感させられる。三枝さんの本は何度も読んで、その考え方をコピーする必要がある。自分が改革の反対分子にならないために与党として会社をよくするために言い訳をせずに仕事をしていきたい。2020/05/04

masayasu

15
これまでの三枝さんの「経営三部作」(勝手に命名)同様かなり読み応えある1冊。企業再生のスペシャリストであった三枝さんがミスミのCEOとして行った会社再生のノウハウがぎっしりと詰まった経営の教科書的な作品。 自身もビジネスマンとして何度も読み返し少しでも自分のモノとして行きたいと思う。印象的なのは優れた経営者は3枚セットのシナリオを描くという事。1枚目問題の本質追求、2枚目問題解決の為の戦略、3枚目アクションプラン。この3枚セットを走りながらではなく動き始める前にトコトン考え抜く事が重要。(★5)【S】 2019/04/06

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