日経ビジネス人文庫<br> 経営の失敗学

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日経ビジネス人文庫
経営の失敗学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532198534
  • NDC分類 335
  • Cコード C0134

出版社内容情報

地雷を避けてビジネスをおこなえば、成功確率は間違いなく上がる! 失敗のパターンを類型化し、その回避法を伝授する画期的経営書。不正、戦略ミス等々、残念ながら企業は失敗を繰り返している。故に成功の法則に目が向きがちになる。しかし強い企業は失敗から多くを学び、先に進んでいる。
名将、野村克也がよく述べているように「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」。成功は十社十色で、一つひとつの成功はユニーク(独自)であって、パターン化できないし、他社の成功をマネしても成功しない。一方、陥りがちな共通の失敗は多く、ある程度パターン化できる。「これをやってしまえばほぼ間違いなく失敗する、したがってこれをやってはいけない」という地雷は驚くほど共通だが、あまりにも多くの企業がこの分かりきった地雷を踏んで自滅している。本書はその論理を解説するユニークな経営戦略書。

【本書の構成】
第I部 失敗から学ぶ
第1章 ビジネスは失敗の山 第2章 ビジネスは本質的に失敗する運命にある 第3章 成功学の幻想
第4章 成功は学べない 第5章 失敗学の有用性
第II部 陥りがちな失敗のパターン
第6章 考えるアプローチ、頭の使い方がずれている 第7章 戦略の筋が通っていない
第8章 顧客が求めていない価値を提供してしまう
第9章 定性的なロジックの詰めだけで満足して、定量的な数字の詰めが甘い
第10章 リスクや不確実性に対処しない 第11章 「地雷排除」が行き過ぎた結果、戦略が尖っていない
第12章 実行に必要な徹底度が足りない 第13章 実行者の意識・行動を変えていない
終章 失敗する経営から成功する経営へ

 第?部 失敗から学ぶ

第1章 ビジネスは失敗の山

第2章 ビジネスは本質的に失敗する運命にある

第3章 成功学の幻想

第4章 成功は学べない

第5章 失敗学の有用性

 第?部 陥りがちな失敗のパターン

第6章 考えるアプローチ、頭の使い方がずれている

第7章 戦略の筋が通っていない

第8章 顧客が求めていない価値を提供してしまう

第9章 定性的なロジックの詰めだけで満足して、定量的な数字の詰めが甘い

第10章 リスクや不確実性に対処しない

第11章 「地雷排除」が行きすぎた結果、戦略が尖っていない

第12章 実行に必要な徹底度が足りない

第13章 実行者の意識・行動を変えていない

終 章 失敗する経営から成功する経営へ

菅野 寛[カンノヒロシ]
著・文・その他

内容説明

経営に勝利の法則などというものは存在しないが、失敗はある程度パターン化できる。だが、多くの企業がこの分かりきったパターンにはまって自滅している―。本書は、負けないための戦略を明らかにし、その上でどのような手を打てば成功に近づけるのかを明らかにするユニークな経営指南の書。

目次

第1部 失敗から学ぶ(ビジネスは失敗の山;ビジネスは本質的に失敗する運命にある;成功学の幻想;成功は学べない;失敗学の有用性)
第2部 陥りがちな失敗のパターン(考えるアプローチ、頭の使い方がずれている;戦略の筋が通っていない;顧客が求めていない価値を提供してしまう;定性的なロジックの詰めだけで満足して、定量的な数字の詰めが甘い;リスクや不確実性に対処しない;「地雷排除」が行きすぎた結果、戦略が尖っていない;実行に必要な徹底度が足りない;実行者の意識・行動を変えていない;失敗する経営から成功する経営へ)

著者等紹介

菅野寛[カンノヒロシ]
早稲田大学ビジネススクール教授。東京工業大学工学部卒業、同大学院修士課程修了。カーネギー・メロン大学経営工学修士。日建設計を経て、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)に就職。BCGでは十数年にわたって数十人以上の経営者の意思決定をサポートした。2008年一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授、16年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

大先生

12
良書。説明がかなり上手いと思います。本書の要点をざっと要約すると【論理的・機械的に成功できる方法があるわけではないので「ビジネスはアートである」といえるが、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という世界なので、失敗するビジネスには必ず原因がある。原因(地雷)はある程度パターン化できるので、それを避ければ自ずと成功確率が上がる】という感じです。まあ、最終的にはビジネスを成功させようとする「強い意志と覚悟」が必要だ!という精神論も出てきますが事実だと思います。失敗に学ぶのは賢い選択ですね。2021/07/28

aponchan

5
実例多く、非常に分かりやすく書かれており、あっと言う間に読了。経営における成功の必要条件は明確なるも、十分条件は明確ではない、つまりやらなければならないことは明確だが、結果として必ず成功するとは言えないことを詳細に説明されています。 当たり前の事の羅列にも思えるが、キチンと整理されているので、折々に確認しなから活用できる一冊と思います。良書。2018/08/13

せいた

4
これはいい本。新しい発見は無いかもしれないけど考えを論理立てて整理してくれる。実際に経営に携わったり、経営企画という名のつく仕事をしている人は参考になると思います。ただこの本の示唆は当たり前の正道をしっかりと実行する強い意志があればビジネスはできる、なので何かウルトラCを求めている人は、別の本をどうぞ。個人的にはそんなの滅多に無いと思いますが。2019/05/17

Ohno Takeshi

3
途中までは失敗した原因の分析や成功するための方法論を述べるのかと思っていましたが、筆者が「同じこと、同じように、同じタイミングで行っても失敗することがある」と述べたことで、この本の本質が理解出来た気がしました。大事なことは、失敗する要因を適切に取り除き、成功するためによく考え、汗を掻くことだということです。 一度成功してしまうと、心を支配されて過去の栄光から抜け出せなくなってしまう人がいますが、成功が実力だけではなく、運の賜物でもあるなら、過去の栄光を捨てて一からスタートしなくてはだめなのでしょう。2018/10/14

くらーく

2
そうかもなあ。経営したことは無いし、本書を読んでも実践できる立場でも無いし。 ただ、失敗していると思われる会社に属していると、成功している経営者との違いはどこにあるのかなあ、なんて思ったり。ある意味、日本の一部上場大企業の多くは失敗している経営者でしょ。失敗の方が多くて、成功が少ないのだわ。つまり、経営者は勉強していないって事だね。失敗しないようにしてても、失敗することもあるのにねえ。ぜひ、菅野先生の教えを学んで欲しいものですな。2019/02/23

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