内容説明
ビジネスにおいても、受験や人間関係においても、成功する人に共通しているのは良質な「集中力」。これは生まれ持ったものではなく、実は筋肉と同様に鍛えることができる。世界的ベストセラー『EQこころの知能指数』著者がさまざまな事例から、私たちの人生を左右する「集中力」の謎としくみをやさしく解き明かす。
目次
第1部 「注意」を解剖する
第2部 自己を知る
第3部 他者を読む
第4部 もっと大きな文脈で見る
第5部 理にかなった練習法
第6部 良きリーダーの集中力
第7部 より大きな視野を
著者等紹介
ゴールマン,ダニエル[ゴールマン,ダニエル] [Goleman,Daniel]
ハーバード大学大学院で心理学の博士号を取得。ハーバード大学で教鞭をとったのち、「サイコロジー・トゥデー」誌のシニア・エディターを9年間務める。1984年からは「ニューヨーク・タイムズ」紙で主に行動心理学について寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大先生
7
なかなかのボリュームでした。内容もやや専門的といえるレベルだと思います。「集中力」の話がメインですが、途中でシステム思考の話が出てきて、最後の方はリーダーシップ論になっています。例えば、p300以下には、高レベルの結果を求める超集中型のリーダーは、「ペースセッター」と呼ばれ、部下にも自分と同じペースでの仕事を求める。そして、周囲の士気を削ぐ…。なんて話も紹介されています。そして、最後の21章では、リーダーは視野を広く持ち、遠い未来を考えられなければならないと。さすが「EQ」の著者という印象の本でした。2020/12/01
yasu7777
2
★★★☆☆2019/03/25
葉
2
集中力は自分と他者の関係もさることながら、大局観も重要となる。注意散漫ではだめで、フロー状態に達すべく、手の届きそうな目標にチャレンジすることが大事。他者が見るように自分を見るということは自分を知ることにある。理にかなった練習法はバスケットボールを例にとって述べられている。ゲーム脳の功罪についても書かれている。2017/10/06
カロライナタカハシ
1
良質な集中力とはなにか。バランス感覚とマインドフルネス、集中力の関係に着いて述べられている。会社から軍隊、学生の事例を交えて説明している。最近、集中力に欠けている状態を感じていたので、読んでみて良かった。2019/03/14
僕です
1
メタ認知できないひとはメタ認知できない 新しいものに納得するのに6〜9ヶ月かかるのか。2018/06/03