日経ビジネス人文庫<br> カリスマ投資家の教え

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日経ビジネス人文庫
カリスマ投資家の教え

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  • サイズ 文庫判/ページ数 279p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532198206
  • NDC分類 338.12
  • Cコード C0133

出版社内容情報

バフェット、レイダリオ、ダニエルローブ、アインフォーン――激変するマーケットを生き抜く第一線カリスマたちの戦略と素顔を描く。本書は2014年10月に刊行された『リスク・テイカーズ』の改訂、文庫化です。第一線のカリスマ投資家の肖像と運用哲学を日経記者が描いています。ジョン・トレインによるロングセラー『ファンド・マネジャー』『マネーマスターズ列伝』を継ぐ書です。

単行本はリーマンショック後、市場が大混乱に陥る中、生き残ってきたカリスマ投資家を取り上げました。その後2年が経ち、マーケット環境はアクティブ投資家にとってより困難な時代になってきています。

文庫化にあたって以下の点を改訂しています。
・第1章「トランプの時代を予見した男 ジェフリー・ガンドラック」を書き下ろしました。トランプ勝利、アベノミクス、米金利上昇など金融市場の変化をことごとく的中させた債券市場のカリスマ、ガンドラックの目に映る新たな世界像とは? 市場はこれからどんな激変に見舞われていくのかを解説します。
・単行本でもっとも反響の大きかった、世界一のヘッジファンドを率いる「レイ・ダリオ」。14年以降の運用状況を加筆しました。
・第3章「ダニエル・ローブ」では、セブン-イレブンなど最近の日本における投資事例を追加しました。
・第7章「人間vs.機械」を追加。AI、ロボットアドバイザーなど、機械による取引やリスクを取らないただ乗りのパッシブ運用が盛んになっています。投資家の存在価値が問われる時代の実相を描きます。

文庫版まえがき

序 章

第1章 世界最大のヘッジファンド レイ・ダリオ

第2章 トランプ勝利を予言した男 ジェフリー・ガンドラック

第3章 大物アクティビストの日本上陸 ダニエル・ローブ

第4章 中国に挑む空売り王 ジム・チェイノス

第5章 世界最高の稼ぎ手 デイビッド・テッパー

第6章 リーマン危機の予言者 デイビッド・アインホーン 

第7章 改革の伝道師か、不幸の使者か ビル・アックマン

第8章 オマハの賢人、バリュー投資を語る ウォーレン・バフェット

終 章 孤独な冒険者たち

文庫追加章 人間VS機械――失われる個性

川上 穣[カワカミジョウ]
日本経済新聞証券部記者
1974年生まれ。2000年中央大学大学院卒。1998‾99年メキシコ国立自治大学留学。2000年日本経済新聞社入社。商品部、アジア部、証券部、日経ヴェリタス編集部を経て、2010‾14年米州総局(ニューヨーク)勤務。14年3月より現職。

内容説明

トランプ勝利を予言したジェフリー・ガンドラック、世界一のヘッジファンドを率いるレイ・ダリオ、バリュー投資の伝道師ウォーレン・バフェット、経営陣に圧力をかける「物言う投資家」ダニエル・ローブ、空売りで市場に警鐘を鳴らすジム・チェイノス―。AI投資の時代にあらがい、戦い続けるカリスマたちの運用哲学とその素顔を描く。

目次

第1章 トランプの時代を予見した男―ジェフリー・ガンドラック
第2章 世界最大のヘッジファンド―レイ・ダリオ
第3章 大物アクティビストの日本上陸―ダニエル・ローブ
第4章 中国に挑む空売り王―ジム・チェイノス
第5章 リーマン危機の予言者―デイビッド・アインホーン
第6章 オマハの賢人、バリュー投資を語る―ウォーレン・バフェット
第7章 人間VS.機械

著者等紹介

川上穣[カワカミジョウ]
日本経済新聞証券部記者。2000年中央大学大学院修了。1998~99年メキシコ国立自治大学留学。2000年日本経済新聞社入社。商品部、アジア部、証券部、日経ヴェリタス編集部を経て、2010~14年米州総局(ニューヨーク)勤務。14年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

masabi

16
【要旨】6人の投資家の運用哲学と素顔を描く。【感想】各自の運用哲学と経歴をざっと知ることができる。手法の差こそあれども精緻な分析力や揺るぎない自我など共通する点も多かった。2017/06/13

masabi

8
【要旨】6人の投資家の運用哲学と素顔を描く。【感想】再読。2017/10/23

ペンギン伊予守

3
お仕事的にHFはほとんど接点がないので、本書で初めてRay Dalio氏のことを知り、本書で取り上げている他の投資家に比べてものすごく共感するところが多く、なぜだろうと考えながら読んでいたら、Dalio氏のBridgewaterの投資戦略がグローバルマクロで、意外と似たようなリサーチをしている会社だからということがわかりました。日本語ではほとんどメディアの記事はありませんが、HFとしてはジョージ・ソロス氏を超えた存在なので、もっと広く知られるようになればいいのにと思います。2017/05/20

AM

1
投資の勉強としてはもちろん、読み物として単純に面白い一冊。カリスマたちの人生や信念がどうやって形成されたかというストーリーは映画化したら面白そうです。2023/06/27

ろろろ

1
アメリカを代表する著名な投資家の考えや生い立ち等をチャプター別に紹介している。所々に登場する日本人ファンドマネージャーの批判が若干鼻に着くが、読み進めていけばなんとなくわかってくる、その理由。この作者は、これら偉大な投資家達のミーハーなのだ。彼らの放つ情熱や異端性、類稀なる能力に恋を焦がれている。そういった視点で読んでいくと、これらカリスマ達へに対する若干の主観性もよくわかる。2018/12/30

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